がん学、寒気、イチローそれにホリエモン

会場が大きいのと、冷えすぎで、日中に寒気が何度もしたので、どうも風邪ぽい雰囲気となってしまいました。ただ、二回に睡眠を分けて、合計6時間はとったので、体調が悪いわけではない。睡眠不足がわたくしにはいちばん健康上悪い。

うーん、このがん学会はやはりあまりおもしろくない。ちょっと退屈。でも、充電にはなる。ある意味での、「視察」となるわけですから。わたくしは、がん細胞の研究はすこしわかっていても、医学というか医療のなかにある、がん学を知らないから面白みがもてないのでしょう。カバーする分野がひじょうに多彩なので、これほどの雑多な知識を入れる、頭の中の引き出しがもともとありません。真面目に、ポスター、ミニシンポジウム、などもそれなりに廻って聞きましたが、印象はあまり変わりません。しかし、がんとの対決は人類最大の課題ですから、わたくしなりの、関心のもちかたで、いつの日にか,がん学に貢献したいと、真面目に思いました。

あさにはKnudsenとかBlackburn等の講演があり、巨大なホールで聞きました。実際の顔ははるか遠く、ケシ粒のようにしかみえないのですが、会場にたくさんあるスクリーンモニターで見ながら聞く。Blackburnさんは旧知なのですが、講演台まであまりに遠いので、挨拶はせず。旦那さんのSedatさんとは去年、コルシカ島で毎朝、毎晩同じホテルで一緒だったことを思い出す。
わたくしのやる講演のほうは、その前の7時です。わたくしが偵察にいった会場では5分前で大きな会場に15人くらいしかはいってない。わたくしのタイトルよりはずっとがん学に近くて聴衆にはおもしろそうなのに、これでは自分のはかなり厳しいなと思う。しかし、それでも講演の終わりの頃には相当数の人が入っていた。しかし、こういいう会場パラパラのには、わたくしは慣れてるので、まったく平気です。若い頃には聴衆が5人いれば嬉々としてやるような分野が長かったものですから。幼児の原体験というものなのでしょうか。

夜に、野球を見に行かないかという、耳寄りなお誘いの話し。ぜひ、行きたい。シアトルがビジターなのでイチロー選手も見られるかもしれません。試合開始、19時とか。相手は、もちろん地元のエンゼルス。見られたら、明日、その感想を書きます。しかし、防寒対策をしないと行けません。

フジテレビとライブドアが提携きまりとか。インターネットで見ました。この堀江さんというお若くて元気のいい経営者のこと、一度このブログで話題にしました。やはり、会社の買収事業では10年選手の起業家としての、経験があったようですね。非常に見通しがいいのと、執念があるようですね。でも、ここまで一部にやはり不人気になるとつらいでしょうね。ただ、なにかの使命感はかなり強いと思われるので、これもすべて計算のうち、はやり言葉となった。想定内ですか。たしかに、ネットとラジオ、テレビに関する計画ははっきりしないですが、それも企業秘密かもしれないし、批判ばかりするテレビのコメンテーターを見てると、ちょっとちゃかしたくなる気はありました。まだまだかれの周辺にはマスコミ関係者が群がるのでしょうね。わたくしは、冷めた目ですが、うちの子供達とあまり変わらない年齢の若者が、事業家として何千億のお金を動かすのは、とても面白いし、気分的には非常に応援したい心情があります。どちらかと言えば、明るいニュースと思ってます。やはり技術のある人間は強いのでしょう。院生の一人の机の上に100億なんとかという本が置いてありました。気持ちだけでも頼もしい。

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