今週の金曜日に奈良市で「生命継承学の系譜とその未来」という1日だけの国際シンポジウムがあるのですが、その後で懇親会をかねてわたくしが昨年頂いた賞というのか栄誉というのか、それをお祝いして頂くパーティがあります。灯台もと暗しのようですが、このパーティのある日はもちろん知ってましたが、具体的情報がはっきりとは聞こえて来なかったのですが、他の出席者と同様な詳しい情報が昨日届きました。ありがたいことです。妻も出席します。
海外でしか会えない昔のラボメンバーの人達もたくさん来られるようで楽しみですが。2次会の始まる時間まで書いてあるのが、旧構造研の特徴ですか。むかしの飲み会はだいたい3次会(わたくしが帰った後)で皆本性をあらわすとかいう、時代が長かったようでしたが。どうも当時のわたくしの研究室運営がたぶんかなり抑圧的だったんでしょうね。
最近の自主研は飲む人間が非常に減りました。遺伝的に飲めない人も、飲めるけれど飲まない人も居るので、食事会ではノンーアルコホリック組がかなりいます。それでもなんとなく和気藹々としてるように見えますので、深夜や早朝でのガス抜きは必要ないんでしょうね。沖縄では全員運転をして通勤してますから、代行で帰る人以外は、まったく飲まないのは当然ですが。
それに酔っぱらうというのか酔ってから本気を出すのは、日本の社会ではいまやかなり嫌がられる感じになったのでしょうね。これも世の中の一つの流れでしょうか。はしゃぐくらいがほんとは一番いいのでしょうが。でも、これも居酒屋で高声を挙げればひんしゅくを買うのかもしれませんし。大声を上げられるのは、結局カラオケですか、結構不自由な世の中になりつつあるのかもしれません。そういえば、奈良市でやったシンポジウムの後でカラオケに行ったことがありました。あれは去年か、2年前でしたか?どうも記憶が悪くなりました。
昔の構造研の連中はというか、ついこのあいだまでは飲む量がはんぱでなく非常に多かった記憶があります。わたくしは割合飲むのは好きですが、もう随分前から深夜12時をすぎたら飲まないというかその前に家に帰ります。旅行先でもそうですから、まあ習慣ですね。次の日の朝から普通に働こうと思うと必然的にそうなりました。
今回のパーティは、この間まで学生だったとか、まだ30台だと思っていた人達がもう40台というようなことになるのでしょうから、時の経過を実感できる夕べになるのでしょうかね。それに、遠くから来てくれる人達が沢山いるようで、今からかなり恐縮してます。このパーティについてはまた後で書きます。
シンポジウムでは、ラボの中から二人ショートトークで発表をさせて貰うことになってます。
懸案の書類作りが終わりました。やれやれです。8人の人達のコメントを取り入れました。格段によくなりました。
MS君の論文原稿も本人に送ったので、後は彼の最後のデータ待ちです。すこし楽になりました。
気になっていたNTさんのラボの論文の手入れをやってます。今日家に帰るまでに一区切りなんとかつけたいものです。
オフィスの窓から見る新緑はとてもきれいです。昔の物理化学のくすんだ建物と博物館の瀟洒ないろの壁にマッチして、なかなか気持ちのよい色彩パターンです。一年で一番よく見える時期でしょう。助かるのは、自分のいる建物が見えないことです。