平和な共存が可能?

朝から雨。夕方まで降ったりやんだりで、雲も厚く山も近くしか見えない。
お昼頃まで、昨日夜泊まった、IHさんと雑談をしました。
家族も時々、会話に参加したので、断続的でしたが、最近のいろいろな研究に関連した四方山話が出来ました。
こういう時のあれこれの話しはわりあい大切で、自分の持っていたいろんな勘違いとかが矯正される機会です。それに学会ではほぼ毎年会っていても、二人で喋ることはあんがい少ないので、お互いよく理解するのには不可欠です。それに自宅でしゃべるので、リラックスした話題の中にときどき真面目なものが混じる感じで退屈しません。彼の話では、前回家に泊まったのは、4年前だったのでそうですから、この間いろいろ変わりました。イギリスの最近の世相とか、政治とかサッカー選手のベッカムなんかについての話題もありました。
お昼ご飯を食べた頃に工務店のIさんが来ました。IHさんは、その気になれば日本語も喋る。しばらく一緒に雑談をしてから、IHさんを駅まで送りに行きました。早い電車に乗れば京都まで30分で行くので、夕方には東京に着く予定。

家に戻って、しばらくしたら、窓の外を見ていた、妻が大きいな声で猿、猿という。あわてて外に出てみるとケージの上に猿が一匹。今の大声に驚いたのかケージの上を歩いて敷地のはずれのほうに行ってしまいました。Iさんが追いかけて行きましたが、しばらくして戻って曰く、やあ威嚇されました。森の中を抜けて川に降りる直前だったらしいのですが、じろっと振り返ってこちらを見たので、距離を狭めようとしたら、威嚇して来たそうです。群れからはずれた雄の一匹猿なのでしょう。望遠で取った写真には確かに写ってました。
しばらく猿談義をしました。
用事が済んだ、Iさんが帰ったので、あちこちで長く伸びた雑草をエンジン付きの刈り払い機で刈りました。だいたい1時間くらいで普通は終わるのですが、今日は3月末以来なので、すこし念入りにやりました。畑の脇をはらっていたら、グリーンピースを食べられているのに気がつきました。膨れたマメのあった大きなさやだけが地面に落ちているので、相当頭のよい食べ方。そういえば、今日もタマネギが一つ食べられていたとは妻の言。威嚇したとはいえ、食べ方についてはかなり上品な猿なのでしょう。この程度なら、平和共存出来ます。それどころか、必要な分はどんどん食べても結構と、余裕の気持ちになってました。これも、ケージのおかげでしょう。
それにケージの脇にあるサクランボは見事に熟したのですが、これにネットを被せていたせいか、まったく被害が無かったことも、余裕の出てきた原因でした。このサクランボは粒は小さいけれど、市販のどれにも負けない味でした。

草の刈り払い中にも森のほうから家の前の道路にまたまた猿がでてきましたが、挨拶でもしてやろうかという気分になれました。向こうは庭に人がまだいるので走り去りましたが。

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