今日は昼飯時に外へ出ると、確実に体温を超える気温を交差点で感じました。
暑さに打ちのめされるような気分で、一人の時にはよくいく、食堂Dにいくと12時半なのになかはがらがら、やはり夏休み京都は人口が減りますね。元気のよいおばちゃんたちも手持ちぶさた。
京都新聞を見ながらめしを食べていると、そこに大きな記事で、石垣カフェ閉店、話し合い成立とありました。
石垣カフェの学生達の主張通り、石垣は残し、一部歩行者用階段を新規に作るとのこと。石垣を階段であがったところは「森の小道」として歩行者が通れるようにするとの、新聞記事でした。
この通り、当局が認めたのなら、学生達の完勝だし、ここにある10本ほどの大きな木は皆生き残るというわけで、おもわずわたくしはニコニコしてしまった。(3月14日、石垣カフェ余聞、参照)。
これまで忘れられていた、これらの樹木たちにとっても朗報でしょう。
K大では最近いい話を聞かなかったのに、これは久方ぶりのいい話で、当局もよくこれだけ英断をしてくれたと、また石垣青年達のねばり強い運動にも感謝しました。
英断の中で一番良いのは、過ちを改めることでして、それが出来た当局関係者はえらい。また過ちを改めた以上、今までのことはみずに流していいのではないだろうか。
もう一つ良かったのは、ほんとうはきょうは家に居たかったのですが、TY君の論文の進捗がどうも思わしくないので、かれといままでのデータを洗いざらい膝詰めで話し合う必要性を感じたのでした。
午後いっぱいやったのですが、どうも前半はありきたり以上は深化しなかったのですが、後半になってから、俄然面白くなって、議論が終わったときには、かなりつかれましたが、わたくしとしては、論文書きのbreakthrough,やりましたァ、という感じでした。論文書きはおうおうにして新発見をもたらすのは、あまり気をつけてないデータに新しいひかりを当てると、それがダイヤモンドかルビーのような輝きをしめすことがあるのです。TY君もさぞ疲れたでしょう。しかし、こういうのは仕事の進捗としては画期的なステップなのですから、大いに喜んでください。
いつもわたくしの海外旅行の世話をしてくれるSさんが午前来て、難題の出発日と帰国日のスケジュールを調整に来ましたが、どうしても成田にはいきたくないというわたくしの希望がなかなか通らなかったのが、どたんばで某航空をつかうと難題が見事に解けて、これもまたわたくしを上機嫌にしました。
あついけれども素晴らしい日でした。