朝、地下鉄に乗ったときから、いかにも観光客という感じの外国人が目立ちました。
大文字焼きを見に来た人たちに違いありません。
8月の京都に観光にくるなどは、狂気の沙汰、湿気と暑さで一日も持たない、これはいまから10年前の白人系の外人の「常識」でした。でも最近は流れが変わったのではないかと思います。祇園祭も外国人観光客多かったと聞いてます。
ここ数年ヨーロッパはとんでもない猛暑でフランスでは沢山の人が亡くなったこともありました。日本ではそんなこともないし、盛夏の時期どこに行ってもエアコンきいてるし、真夏の旅行先としてはかなり悪くない。富士登山と大文字焼きをそれに東京の六本木や渋谷あたりにいって盛り場をみればかなりすばらしいツアーになるとか(実際ある米国人のツアー例、これに高野山がありました)で、いい噂も広まってるのでしょうか。わたくしも、観光を欲張らなければ夏の京都もかなりいいですよ、といってます。
MT君の論文もできあがって、きのう某有力誌に投稿。彼に最終稿をわたしてから、随分時間がかかったが、彼に聞くといろいろチエックしていたとのこと。夏休みあける前なので、少しましか。夏休み明けは沢山の論文が投稿されて、読むレビューアーの数が限られてるので、彼らもだんだんきつめになって、審査が厳しくなりがちとか。30年前に聞いた話ですが、いまでもほんとかもしれません。
ただし、わたくしは決して、そんなことはしません。
ただ、最近は隠居したので、論文はレビューしないと、都合の悪いときにはそういう理由で断ってますが。
帰宅してみると、妻は東京の娘および孫たちとiChatをしながら家事をしていました。たがいに家事をしながら、時々孫たちを二人であやしてます。便利で楽しいようです。
これは、かなりのヒットの技術導入でした。もう生活の一部になってます。1500円のUSBスピーカーをつけると隣の部屋でもしゃべってるのが聞こえますし、airをつかえば2階にパソコンを持っていって、家事をしながらおしゃべりと子供のあやしができるのでとてもよさそうです。わたくしが画面にでても孫たちがよく反応するので驚きです。
「追記」書こうと思って忘れました。前の研究室のオフィスからは銀閣寺の上の「大」が目の前に見えたのですが、この新しい建物では何も見えないし、混雑を避けたいので、今日は夕方にさっさと帰ってきました。しかし、K大に職を得て、最初に見た時の大文字焼きはかなり気に入りました。祇園祭よりもずっと印象的でした。いまでも好きですが、ちょっと人が多すぎるので、見るのはやめてます。