いつの頃からか、ショッピングがすきになりました。骨董品などが主たる興味ですが、でも旅行などではなんでも面白そうなものなら買います。３千円程度ならどんながらくたでもちょっと面白そうならつい買ってしまいます。３万円なら、かなり考え込むし、それだけの価値があるかどうか色々検討します。３０万円以上では、人生におけるかなり重要な買い物と考えざるをえません。滅多に決行しません。前にある壺が欲しくなって、たしか高野山に行ったときでしたか、ある骨董品の店屋の前を何度も行ったり来たりしましたがとうとう買えませんでした。たしか値段は５０万円近かったと思います。ショッピングの楽しみは、やはり掘り出し物ですね。また買ってから時間が経てば経つほど、自分にとっての価値が高まると、満足します。そんなものがわたくしの家には沢山あります。嘘じゃないです。つまり周りがなんといおうと、わたくしのショッピング術は年々向上してるらしいのです。
今日は珍しく遅く家を出たので、東山三条を昼過ぎに通過したので、ちょっとお腹が減って、麺類の店屋を探したら、あれ、こんなところに、格好の小さなうどん、そばと書いた店がありました。隣の豆腐屋は気がついてましたが、夜はたぶんやってないのでしょう。昼だけの店でしょう、そうでなければ、気がつくはずです。のれんをくぐると驚いたことに満席近く、といってもカウンターだけの７席くらいの、一席が空いてました。客層は全員４０歳以上なので、まずいはずがないと思いました。メニューを眺めると、なんとかけそば、うどん２５０円とあり、最高の天ぷらそばが５００円なので、わたくしはざるそば４００円を頼みました。店頭にはつぎつぎパックにした麺とつゆを買いに来るお客さん多数、この賑やかな雰囲気は夜遅く前を通るときには想像できません。
ざるそばは、ちゃんとしたもので、この量でこの値段、掘り出し物でした。ご夫婦と思われるお二人の雰囲気も大変よろしく、２０年以上このあたりを通勤で通過してるのに、なんとも見過ごしていたことでした。他のも食べてみたいので、通勤時間をずらしてトライしてみましょう。
なお新しいロゴは、別に今日のざるそばの対極を狙ったわけではありませんが、モンパルナスの某レストランの有名プレートです。見たとおり、おいしいですよ。
