このブルターニュの小さな町に過去15年間で7回来てるようです。海に面して由緒ある生物学の研究所があり、海を眺めてのんびりしたい旅行者もいて、それなりのちいさい賑わいのあるとても感じのよい町です。中年以上の夫婦や家族が頻繁に旅行をすると、こういう感じの町は日本でも増えてくるような気がします。妻も前に二度ほどこの会議に便乗して一緒に来て、退屈せずに滞在できました。
一年おきの細胞周期の会ですが、参加者の数に限りがあるので、常連はごく少数になりました。日本からはTK大のKTさんも常連です。
朝食はいわゆるコンチネンタル、飲み物とパン、それにジャムかマーマレードですが、やはりおいしい。窓の外の静かな海を眺めていると、20代の頃に始めてフランス文化圏で住みだした頃のことを思い出しました。
フランス人はほんとに「土の味」にこだわっているのですね。確かに、われわれの食べるものの多くは「土の味」の変化したものなのでしょう。魚ですら、森の状態が悪くなると味が落ちると聞いてます。
日本では今日は、総選挙ですね。不在者投票が800万人とか、わたくしもそのうちの一人ですが、行った投票所はかなり不便なので、もっと便利なところで不在者投票ができれば投票率が上がるでしょう。
この選挙の結果で日本の政治ムードがだいぶ変わるのではないかと、予想したいのですが。