きのうは講演のあとで、先生方と学生さんたちと一緒に飲み会に行きました。
10時かなと思っていたら、実際には11時だったので、話しが面白かったのでしょう。
久しぶりに自分のラボ以外の若い人達としゃべって刺激がありました。
沖縄でポスドク募集中とまたまたいってしまいました。
ホテルに戻って、ウクライナ戦を見ました。すでに始まって前半の後半でしたが、なかなかの肉弾戦というか、見応えがありました。特に中田ヒデがリーダーとしてすごかったですね。もうひとりの中田はレッドカード、審判の判断なので、どうしょうもないですね。
日本としては、親善試合ですが、最後のPKに象徴的にあらわれたように審判に負けたという言い方ができると思います。でも、これが敵地での試合だし、東欧なら日本チームに対する強い偏見(あえていいますが)はあるに違いありません。それが審判(ラトビア出身とか、このあいだ1−1で分けた国ですね)のジャッジに象徴的に出たのでしょう。西欧側だと、1970年代終わりくらいまであった日本に対するイメージがまだ東欧には一部あっても驚くことありません。相手側こそどうしても勝たねばならないと思っているのでしょう。
こういう試合経験はいろいろな意味で日本チームを強くすると思ってます。終わった後の中田の表情に満足感があったのは、これは「負けでもがっかりする負けではない」ことをよく知っているからでしょう。
日本チームがラトビアやウクライナに対して「王者的」に振る舞っても、それでも負けないという高いレベルに達すればいいのですから。それを選手はたぶん分かってるはずです。
しかし、日本の「決定力不足」ですか。これは宿痾の業病なのかな。
中田ヒデが将来日本の監督になるまで、サッカーを見ていきたいなと、今回初めて思いました。