最近、新学術会議会員になった方数人に別々にお会いしましたが、どの方も異口同音にまったくやる気が無くなったというか、こんご無いと言われたことでした。正直わたくしもそうなりがちなのですが、それではいかんしかし、これではつらいなあと内心思っていたので、ある意味では仲間が見つかってほっとした面もあります。しかしこういう立派な方達がそういう気持ちを抱いてしまった理由を出来るだけ早く直す必要があるのではないかと憂慮する気持ちのほうが強いです。新聞で40代の方達が抱負を語ってるのを見ましたが、彼等もほんとにやってくれるのかなあ、と不安に思う次第です。
わたくしは、事務とも相談して、完全ボランティア、学術会議で東京に行くときには休暇をとって行けばよろしいと言うことになりました。休暇はほとんど取ってないので、まあいいですが、若くて忙しい方達は、どうやる気を出してくれるのか。わたくしは、分科会というものに2,3要望を書いてみましたが、どう対応されるのか、そのあたりを見ながら出来る範囲でまさにぼちぼちやっていくつもりです。
ニューヨークタイムスに小泉首相の靖国神社参拝についての社説が出てるとかで、実際に読んでみました。これが友好国の代表的新聞かと驚く、日本(の過去の歴史)に対する深い嫌悪感、憎悪感に塗られた文面で、ご興味があるかたはぜひ読まれるといいと思います。
これだと、小泉首相の参拝を支持した約半分の国民は血に飢えた右翼かのような書き方で、ひどいなあと思ったものです。もともとこの新聞は反ニッポンの旗振りですから、しかたないのかもしれませんが、影響力は相当あるし、困ったものです。ごくありふれた日本人の心情をまったく理解しようとしない点では、たぶんこの新聞は隣国の新聞などより、はるかにはるかに反日的です。
これを読むとほんとに日本は自らを守ることを考えないと、一朝事あるときには米国から大変ひどい目にあうような気がします。この新聞は、民主党の機関誌の様な面もありますし。
それから、もうひとつ、最近届いた郵便物に、阪大での捏造事件の関係者のそのまた関係者とおぼしき方から、長文の書類が届きました。前回ので懲りてますから、内容を記しません。でもそういえば阪大ではどうしたのだろう、なかなか経過も結論も、さっぱりおもてに出てきませんね。やはり内部の人間だけではこういう問題に決着をつけるのが難しいのじゃないでしょうか。