きょうは学術会議の会議日であったのですが,出席できませんでした。研究最優先の立場としては、しかたがありません。現場の研究者の立場で関わろうとする以上、申し訳ないのですが,二者択一となれば研究のほうの選択にどうしてもなってしまいます。いけば一日つぶれてしまいますので。
このあいだの会議では,東京関係者が多くなることについて,どなたかが首都圏だけで4千万近く住んでるとか言ってました。そうかもしれません。全人口の3分の1ですか。すごい集中ですが,これはもう止めることが出来ないのでしょう。
一極集中といいますが、日本もここまで集中すると、それなりの便利さもあるのでしょう。電車の待ち時間みたいなものがほとんどないし、色々な用事も一日でこなせるのでしょう。
来年3月に計画している、沖縄での国際ワークショップの招待状をメールで送りました。前から気になっていたのでちょっと,ほっとしました。まだホテルが決まらないのが,頭が痛いのですが,決まらないと言ってもないのではなく,ぴったりしたのがないので、妥協するのならあります。
何人かはかなり忙しいけれどもなんとか無理してきてもらいたいと思っています。外国人だろうが日本人だろうが、この世界かなり義理と人情なのです。頼まれた時に無理してでも行けば,それが貯金になって、自分がやる会の時には、無理してでも来てくれる,これがこの世界のきまりというか、社交の原則なのでしょう。
わたくしもこれまで交際関係では、割合貯金はしているほうです。
わたくし,この年になって,義理とかいうことばが前よりだいぶ好きになりました。むかしは嫌いなほうのトップにあったような気もします。義理に拘束されるのがほんとに嫌だったのが,いまは義理に拘束されること自体がすこしここちよいのですね。人間,かわるものです。