比良山麓の家のほうでは先週からストーブをつけだしました。
薪を夏のあいだに作るとかいう斧で薪をスパット割ってるような写真をよく見ますが,わたくしのところはあっさり出来合いの薪を購入してます。クヌギとナラが多いようです。
安曇川の山寄りに住まわれているご夫婦が11月頃になると運んできてくれてます。昨年のがまだたくさん残ってるので,どんどん使ってもいいような気分です。地元にお金がいくのも薪を買う意義のひとつでしょうか。
炎を見るのは誰でも好きですね。暇な時にじっと見てるだけで飽きません。それに薪のはじける音が刺激的です。部屋全体がゆっくりと暖まる感じがいいです。ファンがないので,部屋の空気もかきまわされません。
ストーブの火をつけるのは,上手になって、いまはわたくしがやれば一発で、きれいに燃え出します。
ストーブは一応デンマーク製の有名品ですが,実は煙突が値段がずっと張るものだということは意外に知られてません。また設置費もたいへんです。わたくしはいろいろ苦心惨憺,この家を作ってくれたIさんにかなりの迷惑をかけて,最終的には普通かかる額を遥かに下回る予算で出来たので、気に入ってもいるし、大切にもしています。
きょうのナビスコ杯は外での作業が多くて,ほとんど見られませんでしたが,千葉が優勝したのですね。PK戦でも負けは負けなのでしょうか。野球もサッカーも,今年,大阪は千葉に負けたのはどうも方向が悪いだけではすまされない何かを感じます。
昨日の夜,関西で人気のテレビ番組ナイトスクープを見ていたら,おじいさんが戦争に出征した時に、弟さんが作詞作曲した歌を60年以上も経って聞く、というエピソード感動しました。素晴らしかったですね。その弟さんは後でやはり出征して戦死したので,いつかその歌を聞きたいと思っていたのを、孫娘が紆余曲折を経て,テレビ番組の力を借りて祖父に聞かせてあげられたというものでした。気難しそうな85才のおじいさんが歌を聞いてるうちに表情が変わって,聞き終わってからのこのおじいさんが示した表情と言葉,時間にしてわずか1分か2分間の場面でしたが,おじいさんが弟の心情を思って、激しく泣き出して、またすぐに心から幸せそうな表情で、歌を歌った人達にもう一回歌ってほしいと頼むシーン,感動しました。真実だけが伝えられる深いパワーを感じました。ある意味で素晴らしい反戦の歌でもありました。ナイトスクープのスタッフをこころから賞賛したいです。