目をつぶって聞く

きのう、きょうと二日続きでの沖縄グループとの合同の仕事の話，真面目に聞かないといけません。
きょうは昼飯は外に出ないで，医学部のNさんが秘書のTさんに先生にどうぞとプレゼントしてくれた大きなリンゴをひとつとビスケット３枚ほど食べました。午後からの報告時に眠くなるのを予防しているのです。
ひとりひとり一生懸命準備してきているのですから，わたくしが寝てしまっては，さまになりません。どんなに面白い話でも，昼食後の１時間から２時間は眠くなりますから。
おかげさまで，眠気はないのですが，さすがに疲れてきました。二日で全部で２４人もいました。研究の進捗状況なので的確なコメントが大切です。というか、それがわたくしの任務ですから。
ひとりひとり個性のある説明です。図を作るのがうまいひと、説明文の簡潔さが良い人，時間内に内容豊富でもまとめられる人，まとめられない人，いろいろです。
意外に興味深いのが，目をつぶって耳だけで説明を聞いてると，いろんなことがわかります。だいたいわたくしは平素研究の進捗を聞いてるので，予備知識があります。そのうえで目をつぶって聞いてると，非常に良くわかる説明をしている人がいます。改めて頭の中が整理されていることに感心します。一方で，説明が晦渋な人がいます。目を開けている時には気がつかないことで、目をつぶってると，晦渋さにだんだんイライラしてきます。どうしてこうなるのか、説明する側は図を見ながら，あれもいい，これもいい，自ずと分かるはず，どちらかといえば以心伝心のコミュニケーションに頼っているタイプなのかもしれません。
なるほど、以心伝心は目を開けてないと，伝わりにくいのかな。目をつぶった相手にも，以心伝心で話が伝えられたら，たいしたものでしょう。
これから、おつかれさま会，兼、忘年会です。御影のレストランBを貸し切りです。