きょうはこのあいだの文化の日に買った陶器をとりに信楽までいきました。有楽展での展示品ですから,その場ではもっていけないのがあったのと、小品で人気があって新たに作って出来上がるのを待っていたのもあったからでした。実はこの日,わたくしとしては、平素はとうてい購入できないようなものを決めてしまったのでした。退職金を頂いて以来,二三回か贅沢なものを買ってしまいましたが,これもそのひとつです。陶芸好きの人が聞いたらなんだそれくらいの金額と馬鹿にされるでしょうが、わたくしには経験のない金額です。
長細い箱に入れてありがたく,ありがたくもって帰りました。帰宅してつらつら見て,やはり満足しましたが置く場所の無い感じもあります。
有楽であつかってる作家の中では30代で才能を感じる二人のうちのひとりの方の作品です。うち一人はマニアック(失礼)にして、端正というか幾何学的なかたちと独特な限りなく黒に近い濃い茶のものを作るUさんと、もうひとりは信楽の雰囲気をたもちつつ繊細にして優雅なものを作るNさです。今回のはNさんのです。Uさんのはこれまでも何点か購入していますが気楽に使える程度のものでした。このお二人がこれから、どうなるのか、興味が持てます。わたくしでもわかる才能なので、それがどういうことなのか、そういう興味もあります。
比良山麓のほうの家に行こうとおもって、ナビをそこの地点にしたのですが,どうしても名神高速、湖西道路経由の径路が出てきません。5ルートというのを押してもそのなかに無かったようです。距離的には遠いが,時間的には実際には近いのです。ところがこれまでは信楽からは瀬田西の入り口が分からなくて迷ってしまったのですが,今回はその手前で違うところへ連れていかれてしまいました。このナビを使い出してから,使いたいかたちで使えなかった初めての経験でした。どうもわたくしのルート選択の技術が低いようでした。有料優先としたので,近江大橋を通る径路になっていたようです。結局自前の判断で,琵琶湖大橋を使って無料湖西道路で行きました。琵琶湖大橋は珍しくがらがらであっという間に琵琶湖横断が出来ました。