今朝は東京の乃木坂の宿で目が覚めました。例の学術会議の関係の会合です。朝からあるので、昨日のうちに出てきました。朝食後散歩をかねてちょっと歩きましたら、六本木が非常に近いのに驚きました。このあたりの地理にはかなりうといことを再確認しました。
昨夜、宿に着いて、テレビをつけたら、ライブドアー社を検察庁が捜索とのニュースでした。しばらく見ましたが、どこのチャンネルも同じ感じで、ライブドアーは悪事をはたらいたということで、決まったかんじなので、検察の威力はすごい、まさに草木もなびくだなあとおもいました。
いつものように、検察係官が行列を作って、なんというんですか、ヒルズとかいうビルのなかに入る様はかなり劇画的で、むかしFBIというテレビドラマで斧かなにかでドアーを壊す代わりに、この検察事務官の行列の威力を感じました。
朝のニュース番組では、もはやホリエモン氏は断罪されていて、元検察官などの怖い感じのコメンテーターは早くも刑事被告人かのような扱いでした。一晩で、世間の寵児は、経済犯になってしまうのですから、怖いですね。
新聞は宿で売っていた読売しか見てませんが、社会面、一面大量のニュースでよくぞ一晩でこれだけの情報を集められると、感心したのですが、どのニュースも検察筋とかなんとか誰だか分からないソースからかき集めたようです。
「ーーーであることがわかった」と書いてあるのですが、どうわかったのか、たぶん検察の誰かがしゃべってるか書面を出してるのでしょうが、そのあたりはわかりません。
検察とマスコミの癒着は今に始まったことではありませんが、このニュース操作が舞台裏からされるあたりどうも不気味です。韓国では検察官がテレビに出てきて、事件の概要を全部説明してます。もちろん裏はあるでしょうが。日本は全部裏になってますね。
堀江社長とリクルート事件の時の江副社長との比較がこれから始まります。堀江社長は、これからいかにしてお金をもうけてきたか徹底的に調べ上げられるのでしょうが、
検察と世間というふたつの基準でクリアーできるのかそれともできないで、墜落してしまうのか、申し訳ないのですが、野次馬的に興味津々です。もちろん検察もこれだけのこぶしをあげて振り下ろしたのでしょうから、すごいエネルギーで来るのでしょう。でも検察の誰がこんなことにこれだけ熱心なのでしょう、昔ならだいたいわかったのでしょうが、いまは検察の組織はあっても、誰というプロフィールが無いので、やはり怖いですね。今の日本で一番怖い官僚組織ではないですか。