今月はきびしい

3月1日です。あまり考えたくない月がとうとう来ました。今月はいろいろ行事もあり、ひどく忙しいので、月末の31日にまともな健康状態で到着できることを第一に日々送らないといけません。それに年度末の月ですから、いろいろ締めたり報告書とかの提出もあります。行事のうち、主たるものは三つで、5日よりの沖縄での国際ワークショップ、14日より、スイス、英国、イタリー、米国西海岸の10間の世界一周旅行があり、そのあと29日と30日にこれまで5年間やっていた特別推進研究の締めのシンポジウムが京大であります。最後のは医学部のS助教授が全面的にやってくださってだいぶ楽ですが、残り二つはかなりくたびれることは間違いありません。

今日は昼頃にこんど結婚するH君の相手のフィアンセのご両親があいさつにこられて、しばし雑談をしました。こういうアポイントメントはいまは積極的に会ってます。研究者という職業をすこしでも知っていただきたいので、そのうえで、家族の理解と支援がどのようにあるといいのかという話しをしました。一方で研究者は世間知らずの面が色々あるので、叱咤も大切だと申し上げました。

先週から、水曜セミナーは午前10時開始から午後4時に変わりました。30年近く続いた慣習が変わったわけです。自主研になったのだからいいでしょう。時間について放埒な院生も水曜の午前10時に出席することでなんとか午前に活動する機会を一週間に一度持っていたという経過があったのですが、これでその歯止めもなくなります。しかし、いまいる院生ではそこまで崩れているのはいません。毎日午前に規則正しく実験をしたい人にはこの方がいいでしょう。午後4時から6時は仕事がだれやすい時間帯ですし。

前回、セミナーのやり方にもっと創意工夫を、とハッパをかけたせいか、今日の二人は良く準備してなおかつ面白くやろうという努力が多々見えてたいへん結構でした。

秘書のTさん、おめでたでいよいよ退職間近になってしまいました。4月から代わりのSさんがきょうはおいでになって、ふたりで引き継ぎをやっておられました。Tさんのことですから、いいおかあさんになるでしょう。研究を順調にすすめるには有能な秘書さんがいることがたいせつな条件ですが、わたくしはこの20年ぐらいたいへん恵まれていました。待遇条件をなんとかすこしでも良くしたいのですが、大学の規則に阻まれてどうにも出来ないのがほんとに残念です。

3月には数人研究室を去る人達がいるのですが、そういうわけで送別会の日取りをとるのに苦労する次第です。4月、桜が咲く頃にはゆっくりと桜の花を楽しめるようね気分でいられるように期待したいものです。

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