このブログを始めて一年経ちました。
子供の頃に、わたくしのことを三日坊主と呼んでいた人達は多くあの世にいってしまいましたので、この世では自慢する相手も居ませんが、そういうことをいって貰ったおかげなのかどうか、この日記様のものを続けられました。
子供の頃のトラウマというのは明らかにあるようで、日記を続けられないわたくしが、とうとうこのブログという公開日記スタイルを励みにして、個人的偉業を達成しました。
敗戦国の日本の男子は武道をやりなさいということで、警察署に柔道を習わされにいかされて、何回か後には柔道着を木の枝に掛けて別な武道であるチャンバラごっこをやっていて以来、強制的になにかをやらされると続かなかったものです。
これで夏休みの日記宿題以来、頭に残っていた日記トラウマはとうとう消えたように思います。
ところで、このブログには裏ブログ的なものがあります。
つまり、公開している以上、書けないことは沢山あるのですが、しかし、なんとなく口惜しいので、その書けなかったことを、また思い出せるように文章のどこかに思い出すための言葉を残してあります。パスワードをおもいだすヒントみたいなものかもしれません。
自分で読みかえしてみると、あのことは書けんかったなあ、とひとり思い出せる仕組みになっています。
第1期の半年は手探りの時期でした。定年直前から半年、いろいろなトピックスに挑戦したものです。コメントがあった方が面白い面もあるのでしょうが、どうもわたくしのはコメント欄が逸脱しがちで、それはどうもわたくしの書くことが挑発的になってるのらしいので、迷いましたが、2期目からはコメント欄をなくしました。
学術会議の会員になるということで、これが特別公務員とかいうことですこし用心した面もあります。しかし、学術会議にはすっかり幻滅した半年でした。最低限の義務を果たさねばならないと思っていますが、やめる日をいまから指折り数えて待つ心境です。それに、わたくしは学術会議に行くときは休暇まで取ってやってるのですから、どうしてもボランティア精神がなくなると続かなくなる面があります。
そういうわけで、第3期目に4月から入りたいと思ってます。どう気分を変えるか、そのあたり考えています。
なにしろ読者が非常に多いのです。わたくしに読んでますよといってくれる人は研究関係で沢山いますが、いっぽうでえっとおどろくような人も居るのです。読者を考えると、書けなくなりますので、意識しつつ考えないという、そういうヘンな心境で書き進めています。
わたくしもこう見えて馬齢を重ねてるわけではないので、まだまだまったく出してない関心事もあるので、そんなものもすこしだそうかな、などと思ったりしてます。しかし、まだ分かりません。
それに1年経ったので、毎日書くという義務感みたいなものも捨てて、間歇的に書くかなどとも思ったりしてます。
3月極めて多忙なのですが、なんとか3分の1まできました。しかし、いくつかでなければいけなかった会合もでられないし、会わなければならない人とも会えずにいますので、不義理の月ともなってます。