朝7時45分の山科に止まる特急はるかに乗るべく早起きしました。関西空港に着くのは9時半近くなので、時間がかかります。のぞみで新横浜にいくのとそんなに違わない感じ。朝のラッシュ時間帯は時間がかかるとか聞いてます。
国際空港から1時間というのが、国際業務をする機関の合い言葉らしいのですが、京都周辺からは関空はまさにはるかです。今回はKLM-NWAのチケットなので、帰国便が成田着になってしまい、成田エキスプレス経由、新幹線で京都まで帰るという面倒なことになってます。関空と米国を結ぶのはかなり不便で、特に東海岸にいく便がないのです。乗客そのものがほとんどないらしいです。日米は密接な関係とはいっても、首都圏ではまだしもビジネス客が多そうですが、関西では東海岸に行く理由があまりないのでしょう。
早朝のニュースではライブドアー、株式の上場廃止の決定とか。堀江氏らと会社も今日起訴されるとか。彼の言い分を聞いてみるまでは、バランスの取れた考えはつくれませんから、この件は考えないようにしています。流れる水のような世相を見るような気持ちです。
数日前に、大阪大学医学部の捏造事件の報告書、それに産業総合研究所でのやはり捏造論文の報告書を読む機会がありました。阪大は人名はすべて黒く塗りつぶしてありました。産総研のほうは人名はそのまま読めるようになってました。阪大のほうはかなりの大部のもので、この報告書を作成した方達の労苦は大変なものだったろうと想像しました。産総研のほうのは比較すれば短いですが、決してそっけないものでなく、それなりに何がおきたのか分かるような感じでした。ざっと拾い読みしただけなので、もういちど時間を作って読んでみたいものです。このような大部の報告書があり、しかも内容的に関係者をそうとうに厳しく批判しているのにもかかわらず、阪大はなぜあのような微温的な処分しか出来なかったのでしょうか。これがいちばんの疑問点です。機会があればこれらの報告書の感想をのべたいと思ってます。
だいぶ前に世界一周をしたはずなのですが、いつの時か憶えてません。今回と同じく、西回りだったと思うのですが。米国東海岸からヨーロッパに飛んだ記憶がないのです。ここまで書いてやっと、おもいだしました。ストックホルムでの会議の後、アムステルダム経由で米国のどこかに行ったはずです。ただ、乗り継ぎ飛行機に乗り遅れて、一晩アムステルダムに泊まらざるをえないはめになった記憶がでてきました。しかし、そのあと米国のどこに言ったのでしょう、ボストンだったかなと思うのですが、わかりません。
機内はいわゆる熟年ご夫妻と思われるかたが多いようです。アムステルダム経由でチューリヒに夕方に着きます。乗り換え時間は50分なのですが、問題ないそうです。確か前にもそういわれて、あの広いスキポール空港を端から端まで走った記憶があります。時差がいまは8時間なので、夕方に着くとはいっても、日本時間では深夜12時をとうにすぎてますから、ホテルにたどりつく頃はかなり疲れてるでしょう。チューリヒに行ったのはもう20年以上前で、知らない町に行くのと変わりありません。到着後はテンションが高くなりがちです。40代の頃は夕方に着いてから、深夜まで町を見学したり、知り合いに会って飲んだり食ったりするのが楽しみでした。もうそういう元気さはありません。明日の講演の準備をしながら、部屋で静養でもしましょう。せいぜいぶらっと町を散策するくらいでしょうか。特に今回は風邪気味なので自重しないといけません。
追記 このブログは空港のラウンジで投稿しました。現地では午後3時半ですが、日本は11時半です。