祭りの終わり

たった三日間とはいえ会議も終わりに近づくと、宴の終わりというか、なにかもの悲しい感じがするものです。
昨日の夜は自前の音楽バンドがはいり賑やかだったようでした。わたくしは、始まったところで退出しました。
ベッドの中で外での騒ぎを聞いてましたが3時くらいまでやってました。部屋のスチームヒーターが切れていて、段々寒くなってきたので、もう一枚毛布を足して寝ました。朝になって分かったことはこのホール全体のボイラーが壊れたのだそうで、いわゆる年配のえらいさんの数人だけがわたくしも含めてこの被害にあったものです。わたくしもシャワーがぬるいと思って入っていたら、突然冷水になり慌ててでたものです。
部屋は寒いし酷い目にあいました。まあしかし誰かが悪いわけでもないし、機械が悪いのでしょうから、こんなことで怒っていたら、英国では早死にします。
そんな後でしたが、朝のセッションは割合面白く、登壇者のなかにはかつての研究室のメンバーだった、YH、SIの両氏に沖縄で現役のNK君などがしゃべったので関心も深かったでした。
それぞれの持ち味がたいへんよく出ていて、とうぜんかもしれませんが立派なものでした。
昼食は日本人参加者テーブルで日本語をしゃべりました。
3時にタクシーが迎えにきて、ヒースロー空港ターミナル2まで前回より20分早い70分で到着しました。いまそこで休憩しながらこのブログを書きました。
慌ただしいのであまり多くの人達と雑談をしませんでしたが、旧知のひととあいさつするだけでも懐かしいものです。ひさしぶりにPFさんにも会いました。元気そうでした。まったくなにも変わってないように見えました。男性の50代から60代の半ばくらいまで、まったくなにも変わらない感じの人達は意外にいるものです。
たぶん気分が変わらないのでしょう。
このアリタリア航空のラウンジは怖いくらい人が居ません。すごい小さい飛行機だから、その荷物は預けなければ駄目だと言われましたが、乗客は非常にすくないのでしょうか。荷物を預けると確率的に5回に1回くらいはトラブルので預けたくなかったのですが。
今晩はミラノのホテルに着いたらすぐあたたかいベッドにもぐり込めることを期待したいものです。

ウエルカムセンターのポスターの標語はなかなかいいものです。それと本当の建物です。ボイラーはすぐ壊れるようですが、見かけはきれいな建物だし、部屋の造作もたいへん立派です。

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