リナーテ空港は確かに町から近いけれども狭くてその上混雑して、さらにとんでもない非効率さでした。朝６時５５分発の便に乗るのに１時間前以上に空港に着いたのに、ゲートに着いたのが丁度出発時間でした。機械化というか、電子化がほとんど実行されてないのでしょうか、わたくしが伊丹や関空や那覇空港で経験する極めて短時間の登場手続きがまったく出来ません。おもいおこすだけでも疲れるような長蛇の列、列です。間にあったのが不思議なくらいの長蛇の列をくぐり抜けて、難民のようなきもちで飛行機の座席に座った次第です。
昨日の夜に、Fさんがしきりにいっていた、無駄と非効率が多すぎるというのはこういう点なのでしょうか。残念です。
いっぽうで昨日食べたピザは安くてとてもおいしいし、どこの店屋でもイタリアの人々は明るくて親しみやすいので、社会生活の良さ、不便さの落差が激しすぎる感じがします。
日本は、そういう点で、電子社会的な便利さを満喫しているのだな、と納得しました。何も感じませんでしたが、空港に着いて、５分もしないうち待合い所にいけるという事実を感謝し一方でそういうことが出来る国民性を誇りに思わないといけないのだと思いました。
いま、アムステルダム、スキポール空港にいるのですが、どこを見渡しても人人です。世界中から人が集まり散っていくのでしょう。大きな飛行場ですべて徒歩ですまさねばなりませんが、歩くのがいやでなければ、それなりに便利な空港です。
まだ３泊も米国でするので、お土産も買う気がおこらず、ぼんやりしています。
西へ西へと向かってるのですが、朝ホテルを出てから、現地時間の午後２時頃に着きます。サンフランシスコ市内のホテルに着くまでに１８時間かかると算定しました。
着いたら、夕方にG君とU君が一緒にすしでも食いに行きましょう、もしも韓国戦に勝っていたら、７時頃から野球実況を見せるところに行きましょうと、懇切な招待が来てますの。
飛行機内では、よく寝ることにしましょう。一方であとはスタンフォード訪問と講演が最後のおつとめになるので、そろそろ帰国準備のためにも頭のモードの切り替えも始めなければいけません。
なお写真は昼飯に行った食堂のサラダとピザです。非常に安い。それにFさんがいうところのミラノでいちばんおいしいアイスクリームです。これはベリーが何種が混ざったもの。
