らっきょうの話し

きのうはめまぐるしく、沢山の人達と話しましたので、きょうはゆっくりとオフイスで仕事と考えこともできます。いい感じです。あと、雑談的にはみなさんと研究の話しもしましたので、夕方1便早く関空経由で帰ることにしました。

昨日の夜はゆうゆうというなまえの店でみんなで会食をしました。
そこでらっきょうが出てきました。有名な島らっきょうです。実は昼時に行った、食事時におみやげでしまらっきょうを2パッケージ買いました。各30個くらいあって、250円でした。
この会食時には、しお味でそのまま食べるのと天ぷらでの料理がでました。あと、チャンプルにするのがあるようですが、わたくしは、そのまま塩味で食べるのが断然いいと思います。ただ、このあたりは好みなのでしょう。
この沖縄のしまらっきょうは、2年かけて作るのかどうか、聞いたのですが、誰も知りませんでした。
そもそも二年もかけて、つくるというのが考えられないという感じでした。しかし、じっさいには本土の花らっきょうなどという小ぶりのらっきょうはたいていあしかけ3年、つまり2年もので、わたくし自身もそのように自分で栽培したものを食べようとしています。
地面の中で時が経つにつれて格段においしくなると思われます。小ぶりになって、繊維質が独特のシャキシャキした感じが出るのでしょう。
らっきょうの仲間に、エシャロットというのがあって、フランスではサラダにつかわれたりオニオンスープの代わりに使ったりするようですが、どうも日本ではエシャロットはフランスとは似て非なるものと思えます。
もしかしたら、らっきょうの一年ものをエシャロットとよんだりもしてるのかもしれません。インターネットにはそんな感じの記述もありました。
あと、わけぎというものもあります。これは球根つきのネギという分類、つまり球根の部分でなく、上の青い部分を食べるのですね。
つまり普通のネギは種で栽培ができますが、わけぎは球根でだけ増やせるのでしょう。

タマネギもニンニクもユリ科ネギ属ということなので、われわれの食生活はこの部類の植物にたいへんやっかいになってます。日本人は大きなユリの球根までおいしく食べられるものを見つけ、食べるための技術を高めてきたのですが、われわれのよく知っている学問分野ではこれらの植物はまだまだ姿を現していません。
たぶん香り物質の研究などは盛んにおこなわれているのでしょう。
むかし、タマネギをカミソリで薄く切って、細胞の中の顆粒の動きを顕微鏡で見たことが、大学に入学した頃の実習であったような気がします。

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