きのう夜に自宅に戻って、つけたテレビ画面には琵琶湖西岸の断層が引き起こしうる大地震のことを大々的に特集してました。マグニチュード7.5以上でそのような地震がこれから20年間でおこる可能性が9%とか、京大のよく知っている先生が解説してました。しかし、どうも変です、死者とか倒壊建物の予想数とか滋賀県としては非常に深刻な値ですが、でもお隣の京都府の統計がまったく出てきません。琵琶湖西岸の大地震なら、京都もひどい被害を受けるはずなのに、まったく言及しないので、妻にこれは滋賀県NHKのみの放映ではないかと聞いてもわかりません。わたくしを駅まで迎えに来る前に、娘と孫たちとiChatをして楽しんでいたので、テレビは見てなかったようでした。でもこういう大地震が起きたら、わたくしも倒壊建物で死んでしまうかもしれんな、と思いました。そうすると、ジエンドのシナリオの一つに圧死とかショック死とかそういうものを入れておかないとと、真面目に思いました。
きょうは、ひどい黄砂でした。1−2km先が見えにくいくらいで、昼過ぎにおいでになったIさんがいうには、これに花粉が沢山混ざっているのだそうです。そうだとすると、ひどいなあと思いました。幸いわたくしには、花粉症はありません。
ここのところ、いくつか論文がアクセプトされ、夏くらいまでは毎月1報くらいのペースででそうです。たぶん、秋くらいまでになると、精神的にかなり楽になりこの休憩時間のブログでも科学を大いに語るだけの余裕がでるような気がします。しかし、それまではひたすらこの過酷な感じのノルマをこなさなければなりません。
小沢新代表が「わたくしがまず変わらなければなりません」と言うのを確かに聞きました。耳を疑いましたが、確かに言ってました。これが、ホントなら、なにか政治の世界でも起きるかもしれません。
わたくしも変わりたいのですが、いま上で述べた理由で、まだまだ一年くらいは鎖に繋がれた生活が続くのでしょう。しかし、その鎖をどこかの時点でで、外すか、壊して、わたくしも変わらねばならないのです、と小沢代表のように宣言したいものです。
ところで、小泉首相は変人とか言われてましたね、その人が権力者として5年間立派にやって来たのですから、小沢新代表もまけずおとらずの変人か奇人のようなので、案外63才という熟年にいたって権力者への道を再び歩み出すかもしれません。
この二人、わたくしと年もほとんど同じなので、どうもわたくしの見る目が甘いというか、なんとなくシンパシーを持ってしまうのがいけません。
そういえば、昨日の演説ですが、ごく一部しか聞けませんでしたが、小沢氏のはやはり下手でしたが心情がこもっていました、というかそう聞こえました。菅氏の演説自体もなかなか迫力があり、感心しました。
しかし、いずれにせよ、小沢氏の変わらなければならない、のセリフは耳に残りました。
小泉首相の、人は変わりませんよという含み笑いも、なかなか面白かったでしたが。われわれ日本国民がが気がつかないうちに、政治の世界の対立党のリーダーのふたりが世間でもそう滅多にいない、変人と奇人が取り仕切りだしているのかもしれません。