きょうお昼に百万遍北のラーメン屋に行ってみたら、休業でした。平素は火曜なのですが、それでさらに歩いてうどん屋に行きました。手打ちですので、ちゃんとしたものです。なにか、雰囲気がちょっとヘンだなとおもっていたら、店のインテリアの一部が中国風になっていたことでした。うどん屋と中国的インテリア、マッチしないわけでもないかもしれませんが面白い雰囲気でした。どうも二人の若い女性は中国からきてるのだろうと、いうのが一緒にいったK君とわたくしの一致した意見でした。ご主人、中国婦人と結婚したのかもしれません。店の出口にかかっていた写真が、かわいらしい中国服をきた女の子がふたり幻想的ムードで立っているものでした。
最近、百万遍石垣下の玄米のヘルシーな石垣弁当も、風景にとけ込んできて、かけ声もうきあがらず周辺の音とマッチしてきています。買ってる人も増えてるようです。1時頃には自転車をかたづけてお帰りになります。
例の石垣小路も、沖縄からきた、T君も冴えないですね、と批評してました。紳士的なT君が言うのですから、間違いないでしょう。辛辣なわたくしは、いったいいくら金をかけたのだろう、と応答しました。きょういっしょだった、K君はこれで工事終わりなのですか、ととぼけ気味の感想をもらしていましたが、そのあたりが平均的な感想でしょうか。わたくしが、このお金をだす施工主なら、工事者にこれじゃ駄目というでしょう。
この小路は歩行者専用のはずですが、自転車でびゅんびゅん通行する京大生が多いことは、前にも書きましたが、自転車厳禁という、手書きのあまり上手でない字の表示が4カ所くらいこの短い通路に出て、すこし自転車は減りましたか。でも依然おります。いちおう禁止を知ったうえで走ってるらしく、坂道なのでスピードをあげてる自転車が人にぶつかりそうになって、言葉にはだしませんが、すみませんというような動作をしてました。
昨今の京大生としては無言でも態度でしめすだけでもかなり立派なほうです。
ところで、百万遍角のみずほ銀行も、まもなくATMだけになるようで、銀行業務は河原町今出川のほうに移るようです。大きな建物ですから、なにに使うのか、これだけ多くの通行人が通るところなので、面白い建物になるといいのですが。しかし、二軒となりは、かつて保険会社の建物だったと記憶しますが、漫画喫茶、予備校、コンビニになりました。こういう選択はあまり嬉しくありませんが。あいだの、和菓子店は最近少し変化がありましたが、よほど注意深く見てる人か、ここの黄檗かなにかを頻繁に食べてる人以外は気がつかないでしょう。
昔、この角には市電の左折、右折をコントロールするための小さな管制塔みたいなものが立っていたのを、憶えている人も減ったでしょうね。わたくしが、学生で東京から京都に来た頃にはあったようにおもいます。