よくなく我が家の猫

村上ファンドの村上氏が検察庁に呼ばれているようですね。逮捕されるのでしょうか。もしも逮捕されないとすると、阪神ファンの検事がしかけた村上氏の事情聴取とみるといちばん分かりやすいのですが、こういう解釈はいまのところ大阪スポーツの見出しにも出てないようです。
野球界で検事的なキャラクターはやはり星野元阪神(中日)監督ですが、このひとは村上氏にはかならず天罰がやってくるとかいったそうですが、検察庁による事情聴取と逮捕(?)の可能性という天罰がもうやってきています。さらなる天罰が村上氏にくるのかどうか、村上氏という神戸出身でもちょっと出自が違うかたが、いまや日本社会からはげしい反撥を受けてると見ると、よく理解できます。日本はけっこう怖い社会ですね。
今日の夕刊をみると阪急阪神ホールディングスとかいう会社が出来るのだそうですが、それで阪神ファンは本当にいいのでしょうか。
わたくしには、納得いきません。阪急は阪神とはぜんぜん違う価値観を追求していたはずなので、阪神タイガースファンがこの統合を黙って見ているのがまったく解せません。わたくしのような元関東人には、この推移は阪神タイガースの終焉のように見えるのですが。そうではないでしょうか。
でもわたくしにはどうでもいいことです。この35年間、阪神タイガースファンになったらわたくしの人格は終わってしまうと言い続けてきたわけですから。この顛末をじっとみている、阪神ファンがおかしいといいたいだけです。

ところでわたくしのところの家猫はよく泣きます。いまも、わたくしが比良山麓の家の2階の廊下でブログを書いてると、どこかで大声で鳴いてます。理由は分かりません。なにか不定愁訴の原因があるのでしょう。
英国から来た元わたくしのラボにいたIH教授はこのよく泣く家猫を褒めてインテリジェンスがあるといいました。たしかにまったく泣かない猫よりはずっと利口だと思います。猫がなにかの理由で鳴くというからには一定の知性があるに間違いありません。
しかし、猫語を理解しないわたくしは家猫に鳴かれて、まともな対応をしたことがありません。
家猫は自動車が嫌いで、車の中では進行中は飽きずに鳴いてます。車が止まると泣きやむので、エンジンの音がいやなのだとわたくしは思ってます。
比良山麓の家にはいると最初の2,3分くらい驚くほど威嚇的な声を出して泣きます。たぶん怖いのでしょう。誰か、別の猫か虎かいないかどうか、とりあえず鳴いて確かめてるのでしょう。
わたくしが家に帰ってくると、玄関に最初に出てくるのはこのメスの家猫です。妻は出てこないことが結構ありますが、この家猫は鳴きながら玄関まで出てきます。
しかし、特に愛嬌を振りまくわけではなく、一番愛嬌を示すときで、玄関でごろんと寝たりしますが、大抵は数回鳴いて、わたくしの対応とは無関係に、どこかに去っていきます。
わたくしが一番興味をもちなおかつ解明したいとおもう挙動は、わたくしが平素座っている居間の椅子にこの家猫が前もって座っているときの鳴き方です。
食事を終わって居間に入ると、わたくしが座りたいとおもう椅子の真ん中にすわっている家猫は、思い切り大声で鳴きます。すまない、すみませんと謝っているのでしょうか。まったく威嚇的ではありませんから、ここに座るな、先取権をもってるよ、などという事ではまったくありません。
この家猫はわたくしが言うのはなんですが、大変に猫柄がよくて猫品卑しからず、という気だてのよい猫なので、この時の猫が鳴く理由がわたくしにはよくわかりません。たぶん、すみませんといってるのだと思います。
それで、窮屈な椅子に猫を尻に敷かないように気をつけてわたくしが椅子に座ると、家猫はわたくしの膝に座ります。
わたくしが居るときに、妻の膝に猫が座ってるのを見たことがありません。
しかし、妻がいうにはわたくしの膝が広いから当然だと、わたくしが居ないときには妻の膝に座るといってますが、まだわたくしは一度も見たことがありません。
ともあれ、この居間のわたくしの椅子に前もって家猫が座ってる状況での鳴く理由、これをなんとか解明できればわたくしも猫のディープな世界に入れるのではないかなどと、愚考する次第です。

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