嘉田新知事、新聞によると琵琶湖の水、河川問題、命をかけるとのこと。その言葉の意気に感じたくおもいます。
中田選手、引退をみずからのホームページで発表。スポーツ新聞は号外を出したようです。ホームページでのことば(昔なら手記といったのですが、いまはもっとかっこいい感じの言葉があるようです)をわたくしも読んで見ました。ファンを対象にファンに働きかける文章ですが、われわれのように特にファンではない人間にもなにかじんとくる、気持が伝わってきます。純粋だし、自分の気持ちに正直だし、汚れることを嫌がる気持、このようなものを日本の伝統に沿って考えると、剣豪中田英寿というイメージが湧いてきます。
真剣の白刃での戦いを衆人環視のもとでやりつづけてるうちに、その使命感と声援の重さの中で、ほんらいの剣を操る楽しさを忘れた、こじつけですが、こんな風に感じました。これからは、真剣の剣はつかわないまでも、剣の道を究めていきたい、ますますこじつけに感じますが、まあいいでしょう。宮本武蔵や伊藤一刀齊、柳生宗矩、なんていう剣豪の名前が浮かびますが、気むずかしいけれども、人気も大切にし、なおかつお金も大切にするとなると、昔の剣豪でいうと、やはり柳生一族の剣豪かもしれません。
どうでもいい話をかいてしまいましたが、中田英寿選手はもうすでに歴史に残る剣豪クラスの事は間違いない人物なので、これからどうやるのか知りませんが、剣聖といわれるまでになって欲しいとおもいます。
それに対して、イチロー選手のほうはすでに国民的人気が彼を芸能系の偉人としてみなすようになってきて、彼自身もそうでありたいと願っているような気配があります。彼の軽さととぼけたようなおかしみは、もうすでに役者としても一級のレベルに達しているような気がします。昔なら、大見得が切れてなおかつ軽みのある芸風をもった大歌舞伎役者的存在でしょう。それに比べると、松井選手なんて、真面目すぎて、うーん、なんとかならないのか、と思いたくなります。
ブラジル選手故国に帰ると、罵声とか。日本に勝ったときのあの強さから見ると、フランス戦はほんとにしょぼくれてました。ブラジルだけを手本にしても、なかなかうまくいくものではない事が、事実をもって示された感じです。
新監督の、オシム監督面白そうな人です。名前も面白い、こういう独特のユーモアを持った監督は初めてなので、ぜひ成功して欲しいと願うばかりです。