きょうは日帰りで東京です。行き帰り、沖縄のほうでの論文の作成に励みました。
7日に研究科のシンポジウムで発表するのでその準備も必要ですが、とりあえず急ぐほうを優先です。思いのほか進捗しましたが、その結果、論文の不十分な点も鮮明に見えてきました。
そういえばF君の論文ですが、11ページのコメントにどのような実験で対応するか、エディターに返事を書きました(かなり長いものです)。そうしたら、ありがたいことに、ドアーが開きました。改訂版を送れるようになりました。あとはF君の頑張りと彼の実験をバックアップするH君の努力いかんに依存することになりました。本人達には鉄は熱いうちに打たないといかん、と言ってあります。
北朝鮮がミサイルを何発も発射したとか。いま7発目でまだ3発残ってるとか。マスコミは相当に慌てふためいているようです。たぶん、政府もでしょう。ノドンは成功しているので、日本全体をカバーできるとか。米国の独立記念日に向けてきたのでしょうか。
誰もが分からないようです。つまり北朝鮮の意図のことですが。
まだこれといって確度の高い解釈が出てこないようです。わたくしの持つ知識ではなにも仮説が出てきません。よもやこんなもので、米国を恫喝できるなどとかんがえているとも思えません。また米国をものすごく怒らせようとしていると言うのも、どうでしょうか。案外そんなところですか。
北朝鮮は、精巧な偽札(ドル札)を作っているそうです。誰もが見分けが付かないとか。覚醒剤の生産も偽札同様に国営とか。常識ではとうてい理解しがたい国であることは間違いありません。ここで仮説を立てるより、数日か1週間待てばたぶんなにか説明が出てくるに違いありません。中国がなにも発表しないのは、まだ発表できないからなのでしょう。たぶん全部発射をしてから、声明をだすのでしょうか。
北朝鮮体制が崩壊したらどうなるのか、日本国民のだれもが考えだし始めたとおもいます。わたくしもです。原発も厳戒体制とか。
日本の若者はどの程度、このミサイル発射を本気に受け止めるのでしょうか。軍備だけでなく、外交も含めて、日本は力を持つべきだと言う方向に日本は向かうのでしょうか。60年間おとなしい外交をやって来たのですが、どうも朝鮮半島との関係で力をみせねばならない状況にずるずるとなっていくのは本当に憂慮すべきこととおもわれます。竹島付近での測量問題も気をつけないといけません。
両国の現場のはね上がりが起きたりすると、後戻りが出来ない事件が起きる可能性があります。
やはり世界の中でもっとも導火線的状況が高いといわれてきた東アジアですが、日本は弱さを見せるべきではないけれども、よほど沈着でないといけないとおもいます。