人格者

梅雨はあけるどころか、最盛期の感じです。
きょうは、F君の実験が非常にうまくいったことを確認できるデータを見せてもらいました。また、K君の実験も一段と深化してきたことがわかり、嬉しく思いました。

王監督の手術が成功という報道がありました。わたくしも良かったと思った沢山の人々のうちのひとりです。
9時間にもわたる手術、初期の胃がんということですが、胃は全摘ということですから、決して軽いものではないでしょう。しかし、主治医の説明のとおり、わずかな出血しなかない手術をとられているので、回復も非常に早いでしょうし、普通の生活にはすぐ復帰できるのでしょう。ただ、プロ野球の監督という激務に復帰するのはもうすこし時間をかけたほうがいいのではないかという、医師の判断はそれなりに伝わってきます。
王監督というと、わたくしには人格者ということばがすぐ頭にうかびます。実際にはどんな人格者でもなんらかの破れ目のようなものがあるのだと思うのですが、王監督については、そういうものすらありそうもないのです。このかたのしゃべるのを聞いても、ほんとうに真摯なひとなので、彼のなし遂げた記録も含めて、ただただ頭がさがります。イチロー選手がこころから尊敬してるらしいのもよくわかります。
今回、ご自分の病気を過不足なく報道に公開しているのも出来そうで、なかなか出来ないことです。手術前にも沢山の人にお会いしてるようだし、本当に腹の据わった人でもあるとおもいます。たぶんほんとうは非常に気さくで面白い人でもあるのだとおもいます。今後どのようなふうに野球と接していくのかわかりませんが、大変興味をもってみています。

昨日江橋節郎先生の死去されたことが報道されました。83才でした。奥様の献身的な看護のもとに療養中でした。
江橋先生も大変な人格者でした。これから、岡崎市のほうに通夜に行きたいと思っています。英語のブログのほうですこし先生のことを書きました。
先生には、たいへん恩義を感じています。

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