今朝は、おもわず朝青龍が新チャンピオン亀田青年を担いでいるスポーツ報知を買ってしまいました。写真自体はたいへんよいできでした。
しかし、ひどかったですね。あのテレビ放映。TBSから免許を取り上げるべきではないですか。極端な利益追求型放映でした。最低1週間くらい免許停止して謹慎させてほしかった。朝ずばなんかなくても別に誰も困らないでしょう。
前々から、このテレビ局のやりかたに、苦々しく思っていました。極端な商業主義的スポーツイベントが横行していてもここまで酷かったのはかつて記憶にありません。この酷い利益追求視聴者愚弄俗悪テレビ局に比べたら、新聞などは神様のような高潔さと品格さに満ちあふれている感じがします。
7時半に開始して、実際の試合が始まったのは、ほぼ9時でした。もちろんこちらも読んでいて、たぶん試合は8時半頃だろうと思っていたのですが。その放映内容が特に酷い、前座試合があるわけでもなく、ただただコマーシャルの垂れ流し。しかもアナウンサーはもうすぐもうすぐとずっと言い続けていたらしいですね。わたくしも、8時半になってから見だしたのですが、その時でもアナウンサーはもうすぐです、とはいってましたが、それからその手法でほぼ30分、事実上のコマーシャルでひっぱっていました。
これは間違いなく、世紀の視聴者愚弄事件と思います。
このあたり今日のマスコミでそのように批判しているところがないのが残念でした。ただ、多くの視聴者は怒り狂って、4万通の電話があったのですが、判定の内容とこの視聴者愚弄事件とどちらが多かったでしょう。たぶん、視聴者をだますやりかたへ怒りのほうがおおかったに違いありません。
わたくしが、特に問題とおもったのは、パチンコ機械製造会社の宣伝が猛烈に多かったことです。知る人ぞと言うかだれでも知ってるように、パチンコを事実上金銭に換えて賭博的に遊んでいる人がおおいことからも、パチンコの宣伝には細心の注意を払うべきです。
青少年特に小学校や中学校の生徒が多数見ている、この番組にこれだけの大々的なパチンコ宣伝をしてしまった、TBSは視聴者愚弄のみならず、最低の倫理感覚も有しない最悪の商業主義的テレビ局として、わたくしの記憶の中に不滅に止まると思います。
試合の判定には、心底おどろきました。それはないだろう、完敗だろうと思いました。しかし、時間が経って考えれば、まあホームタウンデシジョン、こんなことは世界中であったはずだし、相手のベネズエラ選手も10回だか11回だか、亀田を完全に倒せる機会を逃していますから、しかたないのではないでしょうか。ベネズエラでは日本はボクシングでは相当に汚い国という評価が定着してるようですから。それを実行したまででしょう。
それに将来性までみたら、やはり亀田のほうが上でしょう。5キロも減量したとか、試合後の本人の言葉(ぶさいくも本人の言葉)を聞けば、まあこの次はもっとましな、試合をするでしょうし。それに、勝っての第一声、おとうちゃんありがとうとか、世のおとうさんの多くをじんとさせたでしょう。
亀田青年はすばらしい好青年のようです。
この好青年の人気にのっかって利益追求にのみ走る、テレビ局とその尻馬にのるスポンサーは本当に困ったものです。