ブドウが食べられそう

この比良の土地が手に入って、次の年にブドウの苗を3本植えました。
そのうち、一本がまだ生きていますが、たべられるブドウが成ったことがありません。皮があっても中身がないとか。原因はたぶん、購入した苗木がヨーロッパ系のものだったのだと勝手に思っています。
3年前にこんどは米国系(デラウエアかな)と日本系(甲州系かな)の苗木を買いました。まだその時にはいまあるケージがなかったのですが、取りあえず、根は付いたみたいと程度の印象でした。昨年からケージの中に入って、一本がむやみに元気よくなってケージに沿って伸びました。でも何個か房があったのですが、どれも食べられる状態ではなく、皮だけの中身のほとんどない状態でした。

それで、今年なのですが、ぐんぐん大きくなった一本には50房くらいは付いてる感じです。それで、きょう紫色に変わった粒をいくつか取って、食べてみました。
これは、本当のブドウです。果物屋さんで買って食べるのと負けないおいしさです。農薬は一切使ってない、純正のものですから、すぐワインをつくったらどうかなどと、考えてしまいました。
とうとうこの敷地でもブドウができるのだと、わかって、非常に嬉しく思いました。

さて、話題のオッシム監督ですが、かれの言葉の説得力は難解なのにもかかわらず、いちどわかるとしみ込むように理解されるようですね。
今度代表に招集された千葉の羽生選手の言やよしです。
いわく、じぶんは小野とはまったくものが違う(才能的に劣る)、小笠原にもまったくなわない。でも走ることだけは出来る。それが出来なければ単に普通の選手です。
オッシム監督は羽生選手に、90分間だれにも触ることの出来ない選手になれ、といったそうです。このあいだ監督が試合の終わったあとで、怖い顔で、90分走れない代表選手がいると、いってましたが、なかなか迫力ありました。
わたくしもああいう顔をして、似たようなセリフを吐きたいものです。

わが研究室にもこの羽生選手と名前の似ている若者がいますが、かれにも見習って欲しいものです。もちろん比喩としての「持続的走力」を身につけてほしいのですが。

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