オッシム敗れ、堀江氏の公判が始まる

オッシム監督、三戦目でサウジアラビアに負けました。子供病という興味深いフレーズがでたようです。どういう意味でしょうか。知りたいですね。サッカーでおとなというのはどんな選手でしょうか。田中、巻、どちらも見かけ倒しですか。特に田中は激しく動くだけに、やることがみんな失敗では、ちょっと救われない感じなのでしょうか。すぐ、イエーメン戦があります。これにも負けるようなら大変です。ただとんでもない高地とか。

今日は、東京でしたが帰りの新聞の見出し、ライブドア事件初公判、東京地裁、堀江被告、無罪主張とあります。大きく、「起訴、悪意に満ち心外」との白抜き見出しでした。ここまで読めば大体、記事の内容の見当もついて、あまり詳しく読む気になりません。
検察は、堀江氏が不法でも何でも利潤を上げろと命令したという、ストーリーにしたいようです。

知り合いの経済学の権威は、粉飾決算は最高の重罪といってます。堀江氏が出るまでは、悪い奴らという程度でしたが、いまは最高の重罪と言ってるようにも聞こえます。しかし、いずれにせよ、日本国の法に基づいて、裁判をして、経済犯罪として、重罪なのか、中罪(そんな言葉ないでしょうが)、それとも微罪なのか、それとも無罪なのか、決めるのでしょう。半年くらいで決着がつくらしいのです。その間に、いろんな情報合戦がおこなわれるのでしょうが。
個人である堀江氏については無罪ならどうする、有罪ならどうする、というような選択肢の何を選ぶのだろうか、という興味があります。人ごとのようでいけないのですが。リクルートの創業者は気の毒なことに、いまでも名誉回復はまったく行われていません。堀江氏はどうなるのでしょう。

マネーゲーム、ある程度の汚さは誰もが知っています。
論より証拠、みずほ証券が誤発注したら、沢山の証券会社がその誤りに乗じてわずか数十分で、何百億円とかものすごい利益を上げたとか。とくに外資系が酷かったとか。たぶん、国内証券も似たり寄ったりでしょうが。こう言うのは、俗世間では悪い奴らというのですが、それを悪いからと言って、いちいち逮捕していたら、株や証券のマネーゲームは成り立ちません。むしろ社内ではヒーロー、報奨金が出るはずだったのに。対応がちょんぼの東証に対して、みずほは400億円の損害賠償請求とか。マネーゲームを象徴する出来事です。
世間もある程度の汚さは知ってるのですが、このライブドアの一件はとりあえず、法の世界ではどうなるのか、わたくしはごくごくしらけた感じで推移を見たいと思います。ただ、無罪だろうが、有罪だろうが、国家がやることなので、あんまり面白いことにはならないでしょう。

識者の多くは、虚業的なもうけ方は合法な場合でも、道徳的には正しくないと、いってるそうです。学校の先生ならそういうのでしょうが、皆が皆そういわなくてもいいと思います。
博打で儲けるのはたぶん、命をすり減らすくらいに大変だとわたくしは認識してます。パチンコで生計を立てるのなどは、悲惨なくらいの時間と集中度で働かない(遊ばない)といけません。プロ麻雀師がどんな生活をするか、楽でないことは誰でも知っています。彼等のもうけを虚業の儲けなどとは言わないでしょう。株式マネーゲームで何億も儲けてる若者の日頃の生活をテレビのドキュメントで見たことがありますが、これも気の毒というか、とてつもなくしんどそうな生活でした。ピンからキリまで、金額は、3桁か、4桁か違うのでしょうが、虚業の儲けで生きるのはいずれにせよ大変でしょう。
サラリーマンがいちばん楽とは、むかし植木等が喝破したはずなのですが。どうなのでしょう。いまではもう真理ではないのでしょうね。

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