小沢代表が病気とは、安倍新首相にとって、吉なのか凶なのかわかりませんがかなり小沢氏を意識した党首脳を選任してたので、これから与野党の対抗戦はどうなるのか興味深い。来年の参議院選を意識してすべてが動いていくのだと思います。
きょうはかつてのラボメンバーのGG君が来訪して、セミナーをインフォーマルにしてもらいました。うちののラボメンバーとU教授のラボのひとたちだけです。
本人はこう言うと、いやがるでしょうが、口八丁手八丁のうえに風貌、能力すべて揃っているのですから、いうことありません。米国でのポスドクのあいだに仕事はかなりしてきましたが、満を持してやった新たな仕事を発表しました。これがやはり非常に面白いというか、いろいろな意味ですごい。新しいトレンドもしっかりつかんだ上での堅気の学問でした。
大学の名前は言えませんが、二つの国内有力大学から、独立ラボのヘッドのオーファーを得るのは当然でしょう。そのための旅行のあとで寄ってくれたわけです。
しかし、当然とはいってはいけないので、日本はとても良くなってきた、と言うべきなのでしょう。若い人に機会を与えようとする大学が、どんどん増えてきているようです。彼の経験談を聞くと、日本はたしかに変わりつつある、実力のある若者には機会がふえてることは間違いありません。
32才ですから、これから10年天井知らずで発展できるはずです。
彼のような人材に対して、京大のほうは音無のようですが、灯台もと暗しなのでしょう。
例の一列になっていた4つの原稿、いま2番目3番目が陣痛的な状態です。経験のないことを比喩してはいけないのですが、わたくしはかつて尿管結石をやって、その石が出るときの痛みは、石の誕生(stone birth)といって、陣痛に匹敵すると男性の米国人医師にいわれましたので、まあ使ってもいいかなとおもったりします。一つの論文は陣痛になる前に、格が二つくらい上がってしまって、別なジャーナルに送り直したいなどと口走るひともでてきています。しかし、それは仁義にはんするというのがわたくしの意見です。
投稿した後でニュースを見たら、新閣僚の名簿が出ていました。
尾身財務、高市沖縄、北方科学技術、担当大臣の名前が目を引きました。
女性は高市氏ともうひとり2人だけなのかどうか、首相補佐官の5名のうち女性が3人いました。小池氏や中山氏など話題になりそうな人達も入ってました。実質的にはこういうことで、女性がかなり口を出せる政治の仕組みになるのでしょうか。