金曜が祝日だったので、きょうの日曜と事実上三連休でした。おかげでM君の論文はだいぶかたちになりました。といっても、ここに書けないことが、いろいろあるのですが。
K君の原稿は、ラボの何人かの人たちに読んでもらってコメントをもらっているのですが、コクのあるコメントが多く、対応にK君も苦労するでしょう。しかし、とてもいい経験でしょう。ただ、論文のフィニッシュがどんどん難しくなります。
農作業のほうもは順調ですが、一つの誤算はいまだにトマトもナスもできるのがあって、収穫を終わりにできないのです。
その場所で次ぎにやる予定のタマネギをどうしたものだろうと、考えています。ブロッコリーとか、レタスとか、キャベツとか猿が関心を示さないはずのものはどこに苗を植えてもいいのですが、タマネギはそうはいきません。
しかし、座業と農業、忙しい三日でした。
あしたは、奈良先端のほうで、講義にいきます。時間が早く終わればラボに戻りますか。
若い人たちの顔を見るのはそれなりに楽しみです。
きょうは、サダム・フセインイラク元大統領に死刑判決がおりたとのことでした。
彼をそのような境遇においやった、ブッシュ米大統領にも中間選挙という一種の判決、選挙民の判断がもう数日でおろされます。苦しい選挙戦のようです。
邪悪の枢軸国と呼ばれたうちの一つである、北朝鮮のほうでは曽我ひとみさんを拉致した時の実行部隊の中心の女性の弟が著名なバイオリニストであったとの、ニュースがありました。この弟は金正日総書記の妹さんと深い仲になり、銃殺か粛清されたらしいとのことでした。
サダム・フセイン元大統領については、サダムという本を読みました。やった数々の悪行について、嘆息が出てくる本です。しかし、アラブ世界の独裁者としてある意味非常に有能な人物であったのでしょう。イラクが世俗社会の国になっていることがその証明でもあります。金正日氏については、その実像をしることは困難のようです。テレビでみた、料理をしていたかたの、話しがほんとなら、とても面白い。しかし、本となると、これという、読むべき本があるのか、どうかがわかりません。しかし、いろいろ断片的な知識からは、なかなかの個性豊かな独裁者であろうと、想像します。
アドルフ・ヒットラーの伝記物も読んだことがありますが、独裁者というのはどうも非常に細かい、ようです。周囲の人々の忠誠をつなぎ止めるためにも、配慮というのか非常に細かい指示をするもののようです。サダム・フセイン氏などは、みずから忠誠を誓った人々の前で、裏切り者を殺すところも見せてるようです。
この細かいところにまで、詳しく指示を出すというのは、なんとなく、うなずけるものがあります。
日本人の拉致実行にしても、独裁者の細かい指示があったに違いありません。
今回の核実験の発表のしかたとか、六者協議への戻り方、日本は参加しないほうがいい、という言い方とかもしかしたら全部細かい指示をしてるのかもしれません。
ところどころ、滑稽なところがあったら、たぶんまず間違いなく独裁者の細かい指示と思われます。今回の日本は六者協議に出てくるなという言い回しなどは、かなり滑稽な感じがするので、直接の説明なのかもしれません。