奈良先端大学院での講義、台湾訪問、スパムメール

一年ぶりの講義で奈良先端大学院にきました。
近鉄高の原が最寄りの駅ですが、そこからがかなりあります。大阪からは、最近生駒からの電車ができたとかで、そこの駅からはなんとか歩ける距離らしいですが、京都からはやはり高の原からの距離感が大きいのです。今回は、わざわざK先生が駅まで迎えに来てくれました。恐縮です。昼食をT先生もまじえてキャンパス内でいただきました。
講義のほうは、できるだけ分かりやすくということで、去年は先端研究的だったのですが、こんかいはじっくり型で、トピックスを二つに絞ってしまって、それを深くやりました。新しい話しではないのですが、掘り下げれば新しい鉱脈にぶつかるというような感じでやりました。
嬉しいことに沢山質問が出ました。嬉しい驚きです。みなよく考えている質問で、講義の内容は充分に伝わっているのがわかりました。
講義の最初のほうで、研究者になるかまだ迷っている人がいたら、実験が非常に好きで、データのことを色々論じるのがとくに好きなら、研究者でやってけますよ、といいました。それから、オリジナルな論文を読んだりして、色々考えるのが好きな人も研究者になれますよ。両方がすきなら、いうことありませんといっておきました。ここはだいたい、4分の3が修士を終了したら社会に出ると聞きましたので、たぶん迷っている人たちもいるはずだと、思ったからです。

けさ台北にいるSSさんにメールを送ったら、さっそく返事が来ました。
彼女はかつて、京都で2年間わたくしどものラボにいたのでした。
なんと、科学院で働いていると。たしか、バイテク関係の会社にいたと思ったのですが、移ったらしいです。彼女に会えるのは、楽しみです。

けさ家を出て、夜8時過ぎまでメールをチェックしてなかったのですが、60通くらいあって、うち40通がスパムメールです。フィルターカットしてるので、自然にスパムボックスに入ってくれるのですが、このなかに数通読まねばならないメールも混じってるのが経験則です。公開したアドレスはこのような状態ですが、公開してない方の私用に使ってる方は、まったく汚染されてない清浄なので、しかたないとはいえ、このブルーギルのなかから鮎を探すような作業がかなりの苦痛です。しかし、だれに聞いてもそうらしいのでしかたありません。学術会議からのメールがよくスパムメールになるのは、何故なのでしょうか。

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