早朝から昼まで、一生懸命働いて、M君の論文の第1段階のドラフトがとうとうできて、本人と共同研究者のDGさんに原稿テキストと図を送りました。
M君からはすぐ返事がきましたが、DGさんの研究所は10Mくらいだと拒絶するらしく、戻ってきました。ファイルサイズが大きすぎるとのこと。
最新の先端研究所にしては10Mでそんな対応するとは随分ヘンだなとおもうのですが、そういうのも一つのなにかの見識なのでしょうか。ただ、M 君のつくる図は常に重くて、困ることは事実。データ自体が重いのならいいのだが、これは冗談。図の作り方がなにか重い方重い方に向かってるのでしょうか。今回は不要なものはわたくしも皆捨てて送ったのですが、それでも重いとの門前払い。結局図のファイルを二つに分けて送りましたがどうなることやら。
この論文で、ことしは随分書いたもんだな、と我ながら思うばかりです。博士の学位もなんにんもとったし、学生中での論文もあるし、いまファイナル化してるのもあるし、これ以上はできない、飽和状態というかんじです。ただ、これもまあわたくしの自業自得ですからしかたないのです。
ところで、沖縄でやっているS君は奈良先端大学院の院生なのですが、このあいだの講義のおわりに彼の友人がやってきて、S君の仕事がうまくいってるようでなによりでした、といってました。講義でかれの仕事も紹介したのでした。周りはかなり心配していたのでしょうね。持つべきものは友人かもしれませんが、しかし世の中、安心してできることなど何もありません。石橋を叩いて渡るというのは、学問自体にはいいことですが、学問上の経歴での決心ではありえないでしょう。
ボストンにいく、松坂選手安心しているはずがないでしょうね。このあいだのあの膨大なお金は全部球団がもらうのですと、野球通に教えてもらいました。それでも、彼自身がこれから、またまた何十億ともらうのだそうです。よその世界とはいえ、腕一本ですごいとしか言いようがありません。朝起きたら、腕が動かなかったらどうしょうとか、そんな心配始めたら、いきていけないでしょうね。一球なげると、いくらとか。
ただ、米国の企業トップはもっともっともらうのだとか。
健康的というか、なんともいえず、日本とは違うお国柄です。
日本では、もらいすぎると、周囲の嫉妬というかなにかがでて来るような気がします。特に昨今の世情はそうおもいます。あの、不公平はいけないという、考えがそのもとなのでしょうが。
ホリエモンさんは個人資産150億円とかなにかに書いてありましたが、腕一本で自分のことだけやってれば、似たくらいのお金が入る人もいるのですから、あんまりホリエモンさんを嫉妬することもなかったのではないかなどと、とりとめもなく思いました。
午後は、里芋を全部収穫しました。たくさん取れました。見た目、40キロか50キロか。
ケージのなかのほうは、トマトとナスを妻が全部引っこ抜いてくれたので、その後耕してあす、タマネギでも植えようとおもっています。
なんとなく、切れ目の日でいい気分です。