なぜ急増?、川崎泰生さんを偲ぶ会

明後日からの台湾旅行があるので、朝のうちは講演の準備をしました。

けさ気づいたのですが、昨日のこのブログの訪問者が急増、平素に比較してはんぱでない数増えてます。なぜ?まったく心あたりがありません。なにか刺激的なことを書いた記憶がありません。
わたくしの考えることの8割はここに書けないことにいつも齟齬感をもってるものとしては、変哲もない日々の事柄を書いてるときに突然ある日、急増するのは、いま毎日測っている変動のあまりない血圧が突然激しく上がったようなもので、なんだか不安な感じがします。理由が分かれば安心できますが。
まあでも昨日だけでしょう。

きょうは土曜ですが、外出します。
理由は大阪大学吹田キャンパスのコンベンションセンターで行われる川崎泰生さんを偲ぶ会に出席するためです。この会の10人からなる実行委員会からのお手紙では、9月1日に急逝された川崎泰生さんを思うと、悲しみは深まるばかりですが、生前のご活躍をおもい、お人柄を偲ぶべく、追悼の会を催したいとありました。わたくしも、彼の人柄を偲びたく出席するひとりです。
彼は、京大理学部の卒業生で、化学専攻と聞いています。在学中のことは知らないのですが、もしかしたら、わたくしの講義なども聞いたのかもしれません。ウイルス研のW先生のところで博士の学位をとり、米国ではコーネル大学のBT先生のところでポスドクをやったと聞いています。お二人とも女性の研究者で、かれの優しい人柄はそのような愛情ゆたかな指導者のもとでの研究生活のスタートと関係があるのかもしれません。かれは、杉野教授を情愛を持って深く尊敬していたと、聞いています。その杉野教授が自ら捏造データ作成に手を染めていたと、知った時の彼の驚きと落胆はいかばかりだったでしょうか。

彼の自死については、不可解なことばかりですが、振り返ってみると、若くして亡くなったTさんや、Uさんなど死に至る過程など、わからないことばかりです。死は日々のレベルで生の隣り合わせにあるのでしょうか。

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