指導者がいない

けさ測ったら、血糖値、血圧ともに大変良好、ことしは始めから、縁起がいいわいとか見栄でも切りたいような気分です。ただし、運動をあまりしてないのと、お餅とおせち料理の食べ過ぎか、体重が年末から1.5kgも増大していました。しかし、いまは余裕ですぐ元に戻せる自信があります。

元旦の新聞は読むのに、ぜんぶで15分くらいで終わってしまいました。
読みたい記事がほとんどないのです。
ただ、読みたい本は沢山あるので、それでいいのですが。

新年の印象は日本の世の中、指導者がすくない、強調して言えば、指導者がいない、とでもいえましょうか。そういう印象をもっています。
どこの世界でも指導者的人材がどんどん減っていって、底をつく状況なのかもしれません。
かつての日本、指導者がまだまだ沢山いるような印象がありました。しかし、むしろ指導者を信じる世相がまだまだあったと言うべきでしょう。指導者も、信ずる人がいるから指導者なのですね。
いまの世の中は指導者を極力つくらない、まったく渇望しない時代なのでしょうか。ですから、そのあとに来るのが怖い時代になる予感があります。社会不安が高まれば、強い指導者を世間は必要とするでしょうし。杞憂であればいいのですが。日本の場合、歴史的に経済パニックと食料などの生活必需品パニックがこれまでいちばん判断能力を低めた世相を作ってきました。

安倍内閣の未来に暗雲、とのニュースや記事が多くなりなりました。
中川幹事長の世間的印象がひどく悪いうえに、安倍応援団長だった人物が論功行賞でせっかく大臣になったのに、すぐ身辺の金銭問題で職を失いました。また税制調査のトップになった人がかなりまずいスキャンダルで事実上の更迭で、首相はこのかたを最後まで慰留してるかのような印象を与えました。またそのあとになった方がいかに立派なのかしりませんが、本人も、もうお役ごめんになったと思ったのにまた舞台表に出すというので、どうも青年宰相の判断に対する、評価が低くなるばかりです。でも、まあもうすこし長い目で見てやるのが、いいのではないでしょうか。民社党の小沢代表も酷評してるようですが、ご自身も健康不安説があるくらいなので、おあいこです。拙速的な判断をしないためにも、時間が、両者共に必要というのが、ごく常識的な判断と思われます。ただ、どうもあまり芳しくないのかもしれないという、印象はお二人について日増しに増えてるのは間違いありません。

写真は散歩の折にみた、檻です。イノシシ捕獲用でしょうか。見えにくいかもしれませんが奥の方にあります。

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