お正月、結局終わってみたら休み前よりも体重はわずかに減っていましたし、血糖値もまずまず、無事に乗り切りました。
ラボに出て、できるだけ多くの人達と話しをしました。
自主研になってからは、こちらから無理強いの議論はしないようにしています。
やはり回数を重ねて議論をしているメンバーはそのうちこなれてきて、教授との議論でなりがちな負担増にはなってない感じです。
きょうは、なかなか面白いデータが出せたメンバーも何人かいて、なかなか充実してました。楽しみです。K君の論文も週末には投稿です。
それから、F君の学位請求論文の提出が今日と言うことでした。本当に、良かった。いままでに何人の学位取得者がいたのか、正確にはわかりませんが、50人以上はいるはずです。何年か前にその数に達していたはずです。しかい、F君のケースは正規の院生でなかったので、やはり医師だったK君の場合とおなじように、非常に印象深いものです。
新年から、見たくもない、読みたくもない、おぞましい記事がいろいろありますが、そのひとつは、フセイン大統領の死刑執行時に罵声を浴びせた人達がいるとか、写真に勝手にとってネットに流すといいうものがありました。
もう一つは、人も羨む仲の良い家族なのに、兄が妹を殺害して、ばらばら死体にしたとかいうのは、記事のしたてがもっともおぞましいものになっています。
先ほど見た記事では、兄と妹はここ2,3年家庭内でも口をきいてないくらい仲のわるい関係だったとか。殺害した本人は歯科医師になるべく予備校にいっていて、いわゆる三浪だったとか、
この窮極の家庭内暴力はこれが初めてだったのか、それとももう既に兆候はあったのか、それとも慢性化した暴力があったのか、そのあたりが分かりません。
家庭内暴力でくくれる事件が昨年は沢山ありましたが、ことしは新年の劈頭にそういうことがもっともありそうもない家庭で、そのような残虐な事件がおきたということで、多くの人の肝を冷やしていると思います。
家庭内暴力の先端をいく米国では、もう30年も40年も前から、似たような事件が沢山あるようです。
いまお病気になっている、河合先生のお話で、米国での家庭内暴力のお話しを聞いたことがあるのですが、暴力のスケールが違うというか、ものすごいのがある、そのようなお話しをききましたが、日本もだんだん米国の状況に似てきているのかもしれません。
家庭内暴力の特徴は、破局になって警察の厄介になるまで、多くが表に出ないことなのだとおもいます。
ですから、統計などではなかなか実態はつかめないのでしょう。