砂時計

きょうもまたまた、講演準備にかける準備が長かったのでした。どうも、やはりこういうのは自分は本性は嫌いなのではないと、感じてきました。
大変なのですが、やってるうちになんとなく元気が出てくるのですね。
しかしもちろん新しいしゃべる材料があるからなのでして、それもみなわがグループのみなさんの努力の成果でもあるからなのです。
ずいぶんしゃべる材料が新しいのがあって、まあ新しい概念もしゃべれるじゃないかと感じると、まあ定年後2年経ってもまだまだ一線にいるじゃないかと、たぶんそんな感じの意識下の感覚もあるに違いありません。

学生アルバイトの希望者の人達と面接しました。みなしっかりした感じのよい若者たちでした。

この暮れに、砂時計を買いました。
食事をゆっくりとるにはどうしたらいいか、考えたあげく、砂時計を購入しようと決めたのでした。三分計はもちろんのこと、十分計でも短すぎてひっくり返すのが面倒なので、もっと長いのがいいだろうと思いました。
前々から気がついていた、バス停の前にある理化学機械の店のウインドウにある砂時計で大きいのがありました。あれを買おうと思いました。いま家にある湿度計もあそこで買ったものでした。ただ、店の中に入ると、犬が大声で吠えるのが気に入らないのですが。
店に入ってしばらく犬に吠えられていると、まもなく店のご婦人が現れました。よく口の回る人でわたくしも負けそうです。
あれは、30分計なのだそうです。作るのが大変難しいとか。
そこであの砂時計を見せてと聞いて手にとってしげしげ見て、心の中でまあ4,5千円かなと思ったら、なんと1万円という返事です。
耳を疑いますと、間髪入れずに本当は、一万三千円で売りたいのですというセリフと、一生もんですよ、というセリフが連続して出できました。じゃ、まあ9千円でどうですか、といったらけんもほろろに断られて、それから買いたくない三分計と15分計の説明を長々と始めました。売るのが本当に上手です。いちども旦那さんの姿を見たことがないのですが、たぶん売るのがずっと下手なのでしょう。
わたくしもあきらめて、それじゃといって、言い値で買いました。三回、一生もんですよと、といわれました。どういう暗喩がこめられているのか。

いま毎日使っています。週末にはわざわざ比良山麓まで持って行ってます。
これを作ったひとは死んでしまってもう誰も作れないとかいってましたが、ウインドウには次の日からわたくしが買ったのと同じものが,置いてありました。
二台目を買う気持は今のところありません。一生もんですから。

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