歩くニューヨーク

やはり東京もニューヨークもみなさんよく歩いています。
さいきん、日本で田舎へいくと歩いているひとはほとんど見かけません。田舎でなくても地方都市ではごく一部を除いて歩いている人が非常にすくないです。かつての日本はどこまかしこもひとは歩いていたのですが、それは何年くらいまでだったのでしょうか。
そういう点で、東京ではどこへいってもよくひとが歩いているのである意味ほっとします。
ここニューヨークも歩いているひとが多いです。用事をすませるのに車より地下鉄プラス徒歩のほうが効率がいいように町ができあがっているからでしょう。
これも東京と似ているのですが、みなさん歩くスピードがはやい。わたくしも年にしては早いほうとは思うのですが、かれらの大股歩きにまったくついていけません。

きのう午後ホテルについて、一休みしました。
そのあと周辺を歩き出しました。東64街というのでしょうか、マジソン街や5番街の目抜きにも歩いて20分くらいなので、便利なところです。
ただ、周辺にはコンビニのようなものも小さな簡単に腹ごしらえをするような食べ物屋も無くて、あっても店舗はやたらに大きいけれども、その5分の1のスペースの日本のコンビニの品そろえにあしもとにも及ばないし、はいった食べ物屋も(これを話題にするとまずいのですが)量が多くて味はまあまあだけれども京都百万番界隈なら高くても1000円ですのが、その3倍の値段ですから、高くてたいしたこと無い、これがお上りさんの町の第一印象でした。

時差が12時間あるので、頑張って11時過ぎまで起きて、それから寝ました。いちおう5時間くらいは安眠できたので、まあひどい時差ぼけは回避できるのではないかと期待しています。
きょうはMOさんが比較的楽なスケジュールでもてなしてくれるので、正午のセミナーを終わればあとはリラックスして時を過ごせそうです。
また、昨晩前にラボにいた米国人のDMさんも電話をしてくれて、しばらく四方山話をしました。米国の研究生活はほんと、米国人でも大変なようです。
彼のように純粋に学問をやる生活を愛しているひとも大勢いるので、アメリカの底力があるのでしょう。

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