里芋掘りかえす、6カ国協議の行方

暖かい日でした。紀元節、つまり建国記念日です。神話にもとずく建国記念日を持つのは、世界で日本と韓国だけとか。
最近、古事記の現代語版を買って読む機会がありました。たしか、三浦という人のもので、二冊本です。
非常に面白いとは言えないのですが、でもなかなかきわどい話しが多くて、映画のようなものを作ったら、おとな向けになるものも作れるのかもしれません。神話部分はおおらかな話しなので、外国人にうけるようにストリーをアレンジして、アニメで作って日本人ばかりでなく、世界中で見てもらえたらいいとおもうのです。それくらいの価値はあるのではないでしょうか。と、ここまで書いてネットで調べたら、古事記そのものの映画はほとんどなさそうですが、宮崎監督の沢山の名作は古事記のストリーを意識してるとの説もあるのだそうです。そうだとすると、もうすでに実行されていたのでした。

坂本のほうの家にいって工事の進捗をみて、細かい打ち合わせなどをしました。
ずいぶん壁には板が張ってあって、大工工事がだいぶ進んでいるようでした。耐震工事的な意味合いもあり、鉄骨を5本くらい入れて、そのかわり、柱を一本除くということでした。居間とダイニングの部屋のあいだがスッキリすることは間違いありません。
電気屋さんも祭日なのにやってきて仕事をしていました。色んな人たちが来るのですが、やはり大工さんがいちばん威張っていて、大工さんの都合に合わせて他の業者が動く傾向はどこにでもあるとは、Iさんの言葉でした。
午後に、里芋を掘りだしました。昨年の11月に土の中に埋めておいた収穫物の一部でした。びっくりするくらいの量が埋まっていました。2回目の掘り返しで、これで終わりです。味はどうか、今晩食べて見ますが、さすがに取れたてのような味ではないと予想しています。それから廃材の切断に約1時間かけました。昼に食べた洋食風のピラフのカロリーが多そうで、運動が必要でした。

きょうは北京でやっている北朝鮮の核をめぐる6カ国協議の5日目だとかです。
予定としては、最終日なので、きょうでなんらかの取り決めができるかどうか、の土壇場のようです。北朝鮮の過剰な要求でまとまりそうもないとは、日本側のおおかたの報道態度です。
そうなると、中国、米国と韓国が醸し出していた、楽天的な最初の見通しは何だったのでしょうか。米国の主席代表の見通しが甘かったということはないのでしょうか。

日本にとって、幸いというか、北朝鮮は大規模な(過剰と表現された)エネルギー支援を要求したので、それには米国もさすがに認めることが出来なくて、韓国のみがそれでも支援をしたいらしいのですが、さすがに1国のみでは出来ないので、協議はまとまらないだろう、というのが日本、韓国、米国、英国の報道を短時間あさってえた印象です。
しかし、きょうの最終日に、土壇場で北朝鮮が折れるかもしれません。そうなれば、ほどほどのエネルギー支援を6カ国がして、核開発の凍結だかストップだかを北朝鮮が約束するというものです。
しかし、どうも日本側はまったくぶれた気配がないので、エネルギー支援は拉致問題が解決をしない限り、いっさい経費を払わないと言ってるらしいので、そのあたりもあり、ある段階からは韓国が全額の経費を払う以外には、協議はまとまらない、というのがあって、それで米国主席代表が日本にやって来て、なんとかならないかと首相や自民党のトップなどとも会った様な感じがします。日本側の外務省の局長ですか、いい風貌でかなり堅い印象があります。

しかし、難しい問題でもあるので、目の覚めるような論説をこの問題について読んだ記憶がありません。日本ばかりでなく、欧米の新聞でもこの北朝鮮問題はどう捉え、こんごどうなるのか、まったく煮詰まった議論が存在しないようです。

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