スーパーなはなし

ワークショップのプログラム、スケジュールも決まり、無事目的を達成しました。
イメージがだいぶ湧いてきました。
海辺が会場なのですが、海辺に沿っての散策が長い距離で出来ないのがちょっと残念で、なにかこれをしのぐ方法がないものかと思いだしてます。

あとは短いのですが、時間のあるかぎり研究の話しをしました。
人間が10人あつまれば10色の話題があるというか、話すべきことがあるものです。
なかなか時間が割けないときは京都にきてもらって、ゆっくり話すようにしてますが、これがいまのところはベストの解決策のようです。

沖縄のプロジェクトのひとつで、変というか、かつて考えたことのないような問題をここのところ何日間か考えてます。わたくしの専門は染色体とか細胞増殖なのですが、だんだん細胞が増えない問題も扱うことになってくると、細胞の中での環境問題というか、リサイクルの問題に直面しているのです。
リサイクルがうまくいかなくなったら、どういうことが起きるのかそんなことを考えているのですが。
うまいたとえ話を作れれば書いてみたいのですが、まだ思いつきません。

明日の会議のために羽田空港に着いて、階段を降りていたら、途中にスーパーホテルという広告が出ていました。
どんなホテルかと思ったら、どうもカプセルホテルの類のようです。
スーパーという言葉をつかう感覚が上ではなく下に向かうのが面白いです。
スーパー下降社会とか、スーパー下流社会とかそんな言葉も生まれてくるのかもしれません。
どんな人たちの社会をイメージするのでしょう。
そういえば、工事現場にある小さなプレハブの箱の様な建物がスーパーハウスという商品であることを思いだしました。
スーペリアーとかいうのは、優越とか言う意味ですが、でもスーパーハウスもスーパーホテルも費用的に優越してる(よりやすい)とも言えるのでしょう。
マンションは豪壮な家のイメージですが、日本のマンションは箱を全部足して建物全体、そこに何十家族も住んでる建物をマンションと呼んでいるのでしょうか。これも最初に名前をつけた勇気ある人に感心します。

タイトルとURLをコピーしました