眼の中のとげ

土曜日のにわしごとの時に、寒風をとんできたゴミみたいなものが眼に入りました。あ、いたっ、という感じでしたが、眼をしばたいてるうちにかなり痛くなってきました。
目薬をいれても取れないので、あまり眼を使わないように、おとなしくしていましたが、今朝になっても痛みが残っています。しかし、一時ほどではありません。
昼飯時にアポイントがあったので、とりあえず、午前はラボのポスドクN君と院生N君の二人と論文準備のうちあわせ。
こちらも論文を書く側として、細かい質問をたくさんだすので、院生のN君はかなり緊張の状態で返事もスムースでありません。ラボ内報告会時のデータ説明や、学会でのポスターでの説明とは次元が違います。
気をつけてはいますが、データへの質問もかなりきつい口調になりがちです。論文にどのようなかたちで記述するか、決めていく作業です。ポスドクのN君は慣れていますから、そういうことはありませんので、こういう風に3人で話す方が、緊張した院生と二人で対話するよりは、大分ましです。
昼時は、ラボのポスドク二人とKさんをまじえて4人で、最近出た新しい実験結果の持つ意味などを話しました。新しい、視点が得られたようで、有意義でした。これからの共同研究などの計画もすこし話しました。
そのあと、仕伏町にあるBクリニックの眼科にいきました。
建物に入って驚きました。溢れるほどの人達です。建物の前はよく車で通過しますが、中にこれほどの人がいるとは。帰ろうかと思いましたが、やはり眼がまだ痛いので、待つことにしました。雰囲気では、緑内障の名医(複数)でもいるのかな、という感じでした。わたくしのような低次元の病気ともいえないような患者はほとんどいないようでした。
こういう時のために、SUDOKU最難関本を一冊持ってきました。待ってるあいだに一台でも解けるかどうか。
結局、3時間近く待って、診察の順番が来ました。若い医師で愛想も良い方でした。
かいつまんで事情を話しましたら、眼をみてくれて、眼球を上とか、下とか動かしました。すぐ、まつげが刺さってますね。との言葉あり、ピンセットでつまんでくれました
それから、しばらくいろいろ見てましたが、もう他には何も残ってないとのことでした。念のため、目薬が出ましたが、もしもまたなにか痛くなったら、眼科に言ってくださいとのこと。
眼球を動かしたり、まぶたを引っ張られたりで、その痛みが残って、分からなかったのですが、しばらくしたら、あの痛みは無くなっていることに気がつきました。
なるほど、眼科は歯科と似ている、と納得しました
3時間待って、5分ほどの診察と治療でしたが、痛みが取れたので、気分も軽くラボに戻りました。待ってる間に、難問も部分的に一題解きました。部分的という意味は、途中で一カ所だけ解答をカンニングしたのでした。カンニングしないと解けませんでした。

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