工学部7号館の農学研究科院生の石塀立て看板

昨日のジャーナルクラブ、S君が紹介したのは、かつてのラボメンバーのYさんの仕事です。S誌に2回も発表されたという幹細胞についての話題の研究で、活躍されていることがよくわかる研究成果でした。彼女というと、元気な笑い声をおもいだします。ラボに居ることがすぐわかるのでした。

きょうもかなりの暑さです。昼食後に、理髪にいって雑談をしていたら、北白川ラジウム温泉が話題になりました。ここのかたがよく利用されているとか。わたくしは、ラジウム温泉のご子息お二人ともよく知っているので、しばらく話しがはずみました。

あさ、百万遍の石塀の前を通ったら地味な立て看で気がつかなかったのですが、わたくしが関心をもたねばならぬ内容でした。
工学部7号館にいる農学研究科生物資源経済学の大学院生から総長宛の要望書が出ていました。
ちょっと長すぎて読むのも書くのもたいへんなので、下に写真を示しておきます。お急ぎでない方は読んでください。ただ字が小さいので、立て看のタイトルと最後をみるだけでも何が要望されているか、わかるでしょう。
ゆっくりじっくり読めば、これは怒らない方がおかしい、のが分かります。それにしては、ずいぶん理性的で論理的で立派なものです。わたくしのように怒りっぽい人間はもっと単純に何が問題かひと言で言いたくなりますが、ここに見えている、若者達の自己抑制に感心します。
でももっと怒った方がいいのではないか、あんなに沢山授業料を払っているのですから、怒って当たり前でしょう。大学から給料もらってるわたくしでもこれだけ怒ったのですから。
相手の都合や事情を学生だったら斟酌などする必要ないでしょう。
そのうえで、当局が何を言うのか聞けばいいのではないでしょうか。
とりあえず、一部でも若者たちも立ち上がってきたことが分かりました。

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