天気がよく、暑いくらいの一日でした。
北朝鮮から木造船で4人の人達が青森県の海岸に着いたとのニュースを見ました。
生活が苦しいから、来たとのことです。船が粗末にみえたので、よく来られたともおもいました。
これが過去、未来にわたって例外的なことなのかそれともこれから似たようなことがたびたびおきるのか、関心があります。4人でなく、40人とか4百人だったらどうなるのか。そういうことも考えたくなります。日本政府は、4人の場合も400人の場合も同じような扱いをできるでしょうか。
台湾の李登輝元総統が日本にやってきて、いろいろ興味深い発言をしています。台湾は日本にとって、もっとも重要な隣国であることは間違いありません。いっぽうで、台湾は広い意味で中国文化を正統的に継承している面を持った国でもありますので、日本は台湾とはきわめて良好な関係を維持するのが、中国文化圏に対して、もっとも未来的な態度だとわたくしは思っています。もちろんだからといって中国本土政府と敵対的関係をもてというのではまったくありません。
きょうは、昼過ぎからインタビューを受けました。
わたくしの学問的出自を問い質すようなかんじのインタビューです。
夕方までかかりました。話しとしては、80年代半ばくらいにたどり着いたくらいなので、もうすこしかかりそうです。
カメラマンのかたはかなりの実力をもつベテランのようでした。
インタビューはこれまでになんども受けましたが、テレビカメラは平気なのですが、カメラはどうも苦手です。
どうしてか、考えてみるとどうもシャッターで瞬間を撮られるのが苦手なのだとおもわれます。瞬間を切り取るレンズの、隠してるものもすべて見せてしまう能力が怖いのだと思われます。つまりレンズに嘘はつけないと。これが連続的にイメージを撮るテレビカメラは逆にごまかせるような気がします。ほんとうはどうなのかわかりませんが。