疲れ、北朝鮮の木造船、国際捕鯨組織からの脱退

来週日曜からデンマーク、フィンランドへの学会旅行がありますので、できるだけきょう畑や庭の仕事をしなければならなくて、夕方まで働きづくめ。疲れました。
でも、5時半頃にはなんとか格好がついたので、休み。夕食前にブログもすませておこうと思います。
あと、国内の講演で二つ要旨を明日中に提出しなければなりません。
最近の講演の依頼には、当初はなにも言わないで、しばらくしてから要旨を書けといってくるケースが大半です。要旨を書くのにもある時間がかかるので、率直に言ってかなり不愉快です。しかも講演というのは、最初からなにも注文がないケースが多いので、本来なら講演日の直前まで最善のプランを考えたいのに、2か月も前に要旨を出せとか言ってきます。これじゃよい講演はできないよね、と独り言をいいながら要旨を書くケースが最近は多いです。一種の官僚主義というのか事なかれ主義がこのあたりにもはびこってる感じです。

北朝鮮の木造船、いまの日本的感覚ではすごくみすぼらしいものらしいです。
でも、山口の萩にいって、松下村塾をみれば、みすぼらしく見えるもののなかからすごいものが生まれてくることがあることも理解できます。
この船で来た人達は、船の外観から見て、馬鹿にしてはいけないと思います。
勇気があるし、北朝鮮を脱出するのに、すぐそばの韓国に上陸しないで、日本に来てから、韓国にいきたいといってるのは何かの策をもった人物がこの4人の中にいそうです。
何を考えているのか、やろうとしているのか、生身の声をぜひととも聞いてみたいものです。単なる難民ではない感じがするのですが。

日本の捕鯨、難しいようですね。
和歌山県の太地町の捕鯨は間違いなく、古式にのっとった歴史のあるもので、日本がこの捕鯨をする権利は当然あるとわたくしも思います。
しかし、これまでの日本の調査捕鯨に対して反捕鯨国の不信が強いという事実も確かです。反捕鯨国のやりかたがよい、悪いではなくてて、日本が現在の国際組織の中で、少数派であること、そういう状況にあるという事実は認めざるをえません。
そこで、国際組織からの脱退を真剣に考えているという、ニュースを見ました。
どの新聞もコメント抜きでの報道です。
わたくしは、脱退するのならよほどの覚悟が必要だとおもいます。
もしも、どこの国も引き留めようとしない展開になるのだけは避けてほしいな、と率直におもいます。だれが、この問題の決定権を持つのか知りませんが、たとえどんなに不満でも、組織の中にいて、反論を続けるほうが得策とおもいます。
脱退すると後戻りが非常にしにくいものです。
もしも、20カ国くらいの捕鯨国がすべて脱退するというそういう動きがあり、そのリーダーに日本がなる、そういう流れならたいしたもの、と思うのですが、それだけの力量があるのでしょうか。

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