けさ(13日)から温度がぐっと下がって過ごしやすくなりました。これでずっと滞在期間が続けば、持ってきた衣類も役にたちます。ただ、そうなると好天でなくくもりとか雨になるわけで、いたしかゆしでしょうか。
米国からきたSさんは途中シカゴで1日、飛行機機材の欠損で止まったとか。これもひどいはなしですが、しかしそれなりに大きな学会なのでいろんなことがあるでしょう。
コペンハーゲンのホテルや物価などで文句をいう人達(おもに日本人)が多いです。でもかつて米国人が日本は物価が高い高いといってるときに、日本人はわりあいよい生活をしていたように、この消費税が25%の国では、たぶん国民は総じていい生活をしているのでしょう。わたくしのしりあいのデンマークのひとたちもとてもいい生活(贅沢ではなく、もじどおりよい生活)をしていました。こんかい、知り合いの大学院生の寮というのかそういうところに泊まっているP君は信じられないようないい建物で調度品なんかはこんなすごい、と写真まで見せてくれました。
しかし、一方でホテルの部屋の調度はひどいし、冷房はないし、そもそもべらぼうに高いではないかという、苦情はたくさんありますが、しかしこれは日本円がよわいので、日本の内政問題みたいなものなのですね。輸出を優先した経済体制を続く限り、本来はたかだか1ユーロ100円くらいがごく妥当なのにそれが170円までになってるし、この国のクローネもせいぜい12,3円なのに25円になってるのなのだからしかたない、とわたくしは思います。
それよりも、町を往来する人々の顔つきをみれば、そうじてしあわせな国なのだと思います。小さな人口でここまで個性を前面におしだしてなおかつ国の一体化を維持できてるのはたぶんそれなりの誇りがあるのでしょう。その持っている誇りが、ホテルのサービス、日本人の好むサービスに向かわないのでしょう。こういうすれ違いは、どこでも外国からの旅行者や滞在者とそこにすむ人達のライフスタイルの間であるものでしょう。
まあ、人の振り見て我が振り直せ、ですね。
ただ、まあ日本人の女性が数人、このまちには二度と来たくないと、いってることも事実ですから、やはりお金に見合った対価がないのでしょうから、日本人女性の旅行者はコペンハーゲンには来ないのが無難かもしれません。
なぜ男性といわないかというと、男性はコペンハーゲンにもともと魅力をかんじないでしょう。やはり近くだとアムステルダムとかの歓楽街てきなもののほうが興味をそそるでしょう。アンデルセンや、人魚、アクセサリー、インテリア、家具などやはり女性が本来は関心を持てる国なのでしょうが。
学会のほうはいちおうちゃんと聞いてます。
勉強しています。体力と気力の範囲内でですが。