白夜、発表前とその後

日曜ですが、会議は今日から始まるわけで、そのうえ午前中にわたくし自身の発表があるのでのんびりしているわけにはいきませんでした。
しかし、これで最後の洗濯をしました。それに今回はえらく重宝している、日本からもってきた気に入ったお茶をコペンハーゲンで買った電気ポットでいれて楽しむ余裕はありました。

昨夜は食事のあと、旧知のひとたちと海岸沿いを一緒に歩きました。
午後10時をすぎてましたが、まさに真昼のようにあかるいというか、いつまでも太陽の残光が強く残っていました。温度もちょうどいいくらいでシャツ一枚で寒くも暑くもありません。小さな町でスパ以外に特に魅力はないとおもいますが、それでもかなりの数のレストランが海沿いにあって、そこだけはとりわけ賑やかなものでした。バンドは入って、踊ってる人達もいました。ほとんどがフィンランドの人達のようです。

わたくしの発表は時間もぴったりはまったし、質問もたくさんあったので、しかもなかなか鋭い点を衝いてきているので、説明は十分につたわった手ごたえがありました。
K君の何年間かの成果もこういうふうに一つのかたちになって理解されるようになったことを実感しました。
昼飯時にもいろんな人がいろいろ質問をしたりまた研究の内容を賞めてくれました。

コペンハーゲンの会の参加者の4分の1くらいですから、会期中に専門家同志でくわしく議論ができるのがいい点です。この会は、染色体07年と呼ばれているもので、染色体の伝達機構とか異常などについて専門家が集まるいくつかの国際会議のひとつです。おもったよりも、充実した参加者たちなのでこれから数日は楽しめそうです。

ホテルはコペンハーゲンと比べると様変わりでたいへん設備もよくコンフォタブルですが、しかし部屋にはインターネットができないので、ロビーでいまこのブログを書いています。
チェックインにすごい時間がかかるとか、結構非効率の点が目立ちます。フィンランドは最近学力が非常に高いとかで日本も参考にしようという流れがあるようですが、客あしらいなどはけっして真似しない方がいいとおもいました。

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