半年経過の感想、オーストラリアのワイン、分かりやすさの判断

ことしも半年が終わりました。
これまで何を達成したのか?、という設問ではあまり良い答えがでませんが、なにか新しいことが起きたの?という設問ではおどろくほど沢山のことがでてきます。
年をとっても年々歳々あたらしいことずくめです。年をとるのは退屈とおもいましたが、まったくそんなことはありません。
今後の不安感と期待感も含めて、20代の頃と似ています。具体的な不安と期待の内容はさすがに20代のころとは著しくことなりますが。

オーストラリアはもちろん冬ですから、スーツケースに入れるものは冬対応です。しかし、空港まではあたりまえですが夏対応です。文学部のKさんにばったりきのう会って、かれはオーストラリアのエキスパート、著書まであるのですから、色々有意義なことをききました。寒いとはいえ、京都の12月か3月始めくらい、決して厳冬期ではないとのこと。そのあとで、オーストラリアワインについてもいろいろ大変有意義なことが聞けました。やはり知っている人は役にたつことをいろいろ短時間で教えてくれるものです。うんちくを聞かせてもらいました。ぜひとも買って来たくなりました。

肝心の発表のほうですが、なんとか目途がたちました。新しい構成の話しなので、土壇場まで工夫をこらす必要がありそうです。現在の京大での研究費の成果をしゃべることになります。聴衆は酵母を扱ってるとはいえ、分野的にはかなりヘテロなので、わかりやすくして難しい話しにならないように気をつけています。ただ、この難しい易しいくらい適切な判断が難しいものはありません。自分が簡単と思うことがまったく理解されなくて、かなり難しいと思って説明すると、それはほとんど説明の必要がないことが往々にしてあるのです。ですから、自分の講演を聞いた感想を聞いて、ショックを受けたり、ガッカリすることは、このあたりの判断の難しさというか判断の誤りが原因になってることが多いのです。

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