赤城農相の疑惑、オシム作戦の失敗

赤城農相はこれだけの嫌疑をかけられていても領収書の開示をこばみとおすという作戦にでているようです。研究の世界でいうと捏造の疑惑をかけられているのに、それをはらす努力をいっさいしないで、疑惑をもつのならどうぞご勝手に、わたくしはルール違反は一切していないと、言い捨ててどこか外国にいってしまったようなものです。

疑惑をそのままにするというのは政治家としては最悪だし、開示を拒み通すといことは、開示をしたらたぶんとんでもないものが出てきて政治家としてはジエンドになってしまうからだと推測されてもしかたがないのでしょう。

このような政治家をかばい通す安倍首相というのはいったいどういう人物なのかまったくわかりません。これもおなじ二世だか三世だか政治家の跡継ぎ仲間の助け合い、かばい合いとしか見えません。かばい通すよりは、またまたですが、辞めてもらう方がずっと選挙にも影響がすくないとおもいます。あらためるに憚ることは無いと思うのです。

昨日のサッカー戦、オシム作戦の見事な失敗とみました。
引き分けですが、敗北のようなものでしょう。
監督の好きなあまり聞いたことのないJリーグ選手が肝心なところで見事に失敗をして、いっぽうで監督の大嫌いな中村俊輔選手の活躍の場を極力つくらせないほうだけは選手の暗黙の協力で成功してしまうという、結果でした。おなじくあまり好かれていないらしい高原選手が余裕の微笑を浮かべながらマイペースでやっていたのが印象的でした。

わたくしは監督のイメージはよく分かるような気がするし、それで成功したら素晴らしいのですが、どうも監督の重用する選手達はアマチュアに毛が生えた程度と昨夜監督自らが怒鳴ったらしいので、そうなのでしょう。こういう選手と中村選手あたりを同格で扱うのはどだい無理でしょう。下克上の激しいヨーロッパではありえても日本選手では無理でしょう。しょせんかれらは先輩後輩秩序でそだった体育会的精神性は持ってしまってるはずです。
それに気になるのは、オシム監督の全日本は人気がありません。スター選手は幻影でもつくるのが日本の伝統なのにそれはいやなようで、チームがスターになればいいという「名言」をはいたようですが、無名の選手があつまって世界10傑にはいるようなチームはオシム監督の願いではありえても日本サッカーではしょせん無理ではないでしょうか。やはり人気選手がいてこそ次代の名選手も育ってくるのだとおもいます。プロスポーツですから、スポーツ間の競争もあるわけですし。

こんなことを書いてると、自分にはね返ってくるような気がしますが、学問の世界も同様に人気とかスター性は大切で、そういう若者がいたらわたくしもできるだけスター性が増すように努力はしてきたつもりですがーーー。

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