朝5時半近く家をでて駅まで歩き、後から妻が荷物を駅まで車で運んでくれましたので、きょう予想される運動不足を一部カバーしまして、湖西線、琵琶湖線を経て、新大阪から空港バスで伊丹にたどり着いたのが7時半前でした。あいも変わらず、茨木の手前で電車が遮断機棒の破損とかで10分ほど止まりましたが、早く出てきたので慌てることもありません。湖西線は一番電車と二番のあいだが40分近くも空いてるのがもう30年も続いています。信じられませんが、早起き勤務者の声はJRにはまったく届かないのでしょう。空港で飛行機は宮崎行きが運休以外はすべて飛んでいました。
機中で見た、読売の記事では、前農相の赤城氏の無念さが報じられていました。この視点も大切です。真実は分かりませんが、前夜考えて自ら辞職を決意したが、同時に首相も同じように思っていたらしい、と言っていたそうです。ぜひ続けたい仕事で、辞任は非常に残念であるとのことでした。しかし、周囲で同情を持ってこの言を聞いた、自民党員はいないでしょう。
安倍ボンボン首相は、わたくしの心の中ではもう終わってしまった感じで、正直あとは政治的にどういう死にざまをするのだろう(ずいぶんひどい表現ですが)という興味しかありません。もちろん人事百般塞翁が馬で、何が起こるかわかりません、もしかしたら、見事な再起をするかもしれません。
もしもわたくしが意見を求められたら(ありえませんが)、米国に対して手強いと思わせる外交対応に変わること(出来るはずありませんが、あの慰安婦発言のあとの平謝りを見れば)、台湾の国連加盟を側面から(表向きは出来にくいとしも)強力にバックアップして、さらに韓国が北朝鮮を平和に統合していく路線をこれも強力にバックアップしていくことを勧めます。それとプーチン大統領と思い切ったつきあいを始めることです。ボンボン首相が経済や年金でなにかいいことを考えてるとはとうてい思えないので、これはと思う人にまかせる以外しかたないでしょう。
それよりも、死んだ松岡元農相や今回の赤城氏やこの選挙の大敗の責任を取って辞めた人達の怨念をどう引き受けるかです。みるところ、この怨念は相当に深そうに見えます。つまりボンボン首相のせいで彼等は本当に命を失ったか政治的生命も終わるかいっとき失ってるわけですから、なんかひどいことがこの先首相に起きそうな予感がします。日本での歴史をみると、政治怨念が一番すごいと思ったりします。
ボンボン首相はここでぱっと辞めて再起を目指すのもあったと思うのですが、それをしなかったのは、自らがどんな死にざまでもいいから権力に食らいつくと決めたのでしょう。民主党の岡田氏を見習えばよかったのに、とおもうのですがそういう性格の人ではないのでしょう。まあ今の首相がこれからどうなっても庶民の生活はそれほど変わるとは思えませんが、取りあえず感想をひとこと。
午後3時から研究の中間報告をしました。S、N,両君が同席しました。
話しが色々はずんで、1時間の予定が2時間になってしまいました。
夜はラボメンバーがみな今回わたくしが泊まることになったコンドミニアムにやってきて、一緒に食事をしました。これもまた誰にも気兼ねせずしゃべれるのでみなさんリラックスしてよかったようでした。