いろんな想念、身をさらすこと、光母子殺害事件、橋下弁護士

昨日早く寝たので、朝5時から順調に仕事が進みました。
Aさんの論文進行中、いろいろ想念が湧いてきて、この関係のデータ最近深く考えることがなかったと反省。でも、想念が湧くときはいつも、楽しいです。早朝の楽しみでもあります。
昼にこの件で、N君とも相談。かれの仕事も関わりが深いのかもしれない、もしもそうならおもしろい、と話しました。彼の論文はいま投稿中なので、ちょうどいいタイミングでの議論とアイデアでした。

沖縄からは長文のメールが来ました。T君、だいぶかんがえが集中してきたかもしれません。なにかを突破するには、ドリルでもドライバーでもノコギリでも、どこかに集中して力を加えなければいけません。集中する場所も間違えてはいけません。

午前は、京大病院でいつもの検査をしました。午後に診察、まあまあでした。主治医の判断になるほどと納得です。

分子生物学会での倫理委員会関係のワーキンググループのみなさんに感謝していることは、もちろん忙しい仕事をしながら、しんどい委員の役割をしていることはもちろんですが、メンバーとして研究者の世間に身をさらしていただいていることです。
倫理の委員なんて、誰だってなりたくありません。冷やかされるか、なかには真面目にあんたにそんな資格あるのか、なんて言い出すひともいるかもしれません。それにもかかわらずやっていただけるのは、やらねばならぬ、という心意気があるからでしょう。ですから、わたくしは委員のかたがたの身をさらす行為についてまず感謝しています。

わたくしのこのブログなども、身をさらす行為のひとつです。好きでやってるのですから、というか必要があってやっているので、誰にも感謝される必要はないのですが。

そういう点で、厚生労働大臣の舛添氏などはテレビでずっと身をさらして生きてきて、たいしたものだとおもっています。週刊誌も必死になって、彼のスキャンダルを探すでしょうし、腹が据わってなければこういうかたちで世の中での仕事はできるものではないでしょう。だれもがいうとおり、安倍内閣の支持率10%アップをほとんどひとりで稼いだのでしょう。

もうひとり、橋下弁護士というかた、どういう人なのか、わかりませんが、なかなか腹が据わっている、とおもっていました。私は、法曹関係者は基本的にあまり好きになれないのですが、このひとなどはテレビでみてるだけですが、例外です。身のさらし方が、はんぱでなく、まさか金儲けでやってるのではないでしょうし、なにか心の中に強いものが存在するにちがいありません。それにまったく偽善的でないのもいいです。
そういう風に思う人はたぶんたくさんいるでしょうし、なかなか人気があるにちがいありません。
彼が光母子殺害事件というのですか、奥さんとお子さんを殺された被害者にたいして、裁判のなかでまったく一顧だにしようとしないで被告をしゃにむに死刑から免罪させようとする弁護団に憤慨したテレビでの発言が波紋をよんでいるようです。
関西だけで放映しているたかじんという怪人物が司会の番組でわたくしも割合愛好しているのです。首都圏の放映は無理、とか。
弁護士が、別の弁護士を批判、非難、大いに結構でしょう。こういうふうに、身をさらして発言をするひとがで増えていくのはいいことだと思いました。
そもそも夫の方が身をさらして発言を続けてきたことが、今日の状況を作ってきたのだとおもいます。このひとの発言はわたくしも聞きましたが、本当に立派な人だとおもいました。話しの内容も、鍛錬されてくるのか、非常に見事なものだと思いました。

アホな(失礼)政治家二世、三世ボンボンが日本の政治社会にはびこる風潮はもうほんとに止めにして、こういう真摯に身をさらして発言を続ける人達がいるのですから、そういう人達のなかから立派な政治家候補者が増えることを期待したいものです。

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